【維新・吉村新代表に聞く】"3足のわらじ"は本当に可能? 「えっと...誰?」維新の新幹部 「3度目の都構想」はありえる?『維新と大阪のこれから』
えっと…誰?日本維新の会の新幹部
若手を育てていきたいという吉村代表。新体制の執行部に選ばれたのは、 ・国対委員長 漆間譲司氏(50) ・政調会長 青柳仁士氏(46) ・幹事長 岩谷良平氏(44) ・総務会長 阿部司氏(42) 全員が選挙での当選2回という若手議員で、永田町では官僚も他党の人も“誰だかわかるのか不安だ”という声も上がってるという噂… Q.選んだご本人としては? (吉村代表)「もう噂じゃなくてその通りだと思います(笑)。ただ、この4人とも非常に優秀です。ただ経験値は少ないです。こういう経験値が少ないメンバーに、幹部をぜひやってもらって、ある意味永田町に染まっていないやり方をやってほしい。 自民党にしても立憲民主党にしてもすごい重鎮がつく。だからえらい若手が出てきて大丈夫かと思われるかもしれませんが、でも玄人ばっかり集まってやってる永田町の政治で、本当にちゃんとした政治ができてるのかなと。 素人かもしれないけれども、民間の感覚と若い感覚を持ったメンバーが永田町にある意味“殴り込み”をかけて、いろんな新しいことをぶつけていく政党の方が僕はいいんじゃないかなと思って、この若いメンバーを起用しました」
“3足のわらじ”は本当に可能?見据えるリーダー像とは
吉村氏は大阪府知事、地域政党としての大阪維新の会の代表、そして12月からは日本維新の会の代表に。どうやって3つのリーダーを務めるのか、どういうリーダーを目指すのか聞きました。 (吉村代表)「若いので、走り切るしかないかなと。2人分働こうと。“3足のわらじ”だから3人分か」 基本的には、大阪府知事として府庁での業務を行うとのこと。そのうえでリーダーとして大事なことは、「難しい判断を決断して方向性を決めていくこと」だといいます。特に国政政党においては、この政党はどういう存在意義で、どういう目的に向かって進むのか。存在意義をしっかりと示して、それを組織間で共有をして、動く方向を決めていくのがリーダーの仕事だと吉村代表は話します。 (吉村代表)「全部を自分でやろうとは思ってないです。きちんと仲間と役割分担をしながら進めていきたいと思います」