香川県で1時間に約90ミリの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報
気象庁は、香川県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。 【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】 香川県三豊市付近 約90ミリ(午後6時00分)
西日本から東北は湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定となり、各地で積乱雲が発達している。きょうはこれまでに、富山県や新潟県、岩手県でも記録的短時間大雨情報が発表された。このあとも夜遅くにかけて、本州各地で雨雲が発達しやすく、非常に激しい雨の降る所がある予想。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒が必要だ。また、落雷のおそれもあるため、積乱雲が近づいている兆しがある場合は、頑丈な建物に入るなど、安全確保に努めたい。
■記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。