移籍大成功!? 新天地で輝く欧州日本人6人。新たな舞台で早くも認められているのは?
MF:松木玖生
生年月日:2003年4月30日 所属クラブ:ギョズテペ(トルコ) 24/25リーグ戦成績:7試合0得点1アシスト サッカー日本代表の未来を担うと期待されている松木玖生は、今年夏にFC東京からイングランドのサウサンプトンに加入し、労働ビザの関係で今季はトルコのギョズテペでレンタル選手として研鑽を積んでいる。 リーグ戦開幕前の負傷で出遅れた松木は、第3節のアランヤスポル戦でヨーロッパデビューを果たし、その後少しずつ出番を増やしている。 第9節のエユプスポル戦では移籍後初の先発出場を果たしたが、前半のみで交代を命じられた。スタニミール・ストイロフ監督はトルコメディア『yeniasir』で「彼はとても若く、クオリティーの高い選手だ。加入後にケガもあった。若い選手がミスなくプレーするのは容易ではないが、我々は彼らをサポートし、ポテンシャルを最大限発揮できるように取り組んでいく」とコメントし、擁護した。 続く第10節トラブゾンスポル戦で松木は後半途中から起用されると期待に応え、アディショナルタイムにポストプレーで決勝点を演出し、ヨーロッパでの初アシストを記録した。 まだ先発は1度のみで、レギュラーの座をつかんだわけではない。しかし、21歳の若手として、あるいはヨーロッパ1年目のシーズンとしては十分に評価できる内容と言えるだろう。 ここからレギュラーをつかみ、次のシーズンにプレミアリーグ挑戦というのが理想的なルートであり、そのためのステップを着実に重ねていくことが期待される。
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