メルセデスAMGのトップパフォーマンスモデル

ロングホイールベース、ショートオーバーハング、ロングボンネットという特徴的なスタイリングは初代から継承。

メルセデスAMG GT クーペ（Mercedes-AMG GT Coupe） 現行モデル発表日：2024年4月2日 車両価格：1650万円～2750万円 【写真はこちら】個性を発揮する、リアの3つの立体的なLEDコンビネーションランプ。（全5枚）

ハイパフォーマンスブランド「メルセデスAMG」のトップに君臨するメルセデスAMG GTクーぺは、2014年9月にデビューした。最新型は2023年8月に世界初公開、日本には2024年4月に導入された2代目で、ロングホイールベース、ショートオーバーハング、ロングボンネットという特徴的なスタイリングは初代から継承されている。 インテリアは、航空機に着想を得たというウイング形状の左右対称ダッシュボードやジェットタービンのようなエアヴェントが特徴的。初代は2シーターだったが、新型では可倒式リアシートを備えた2+2仕様がオプションで用意されるのも注目ポイント。 「GT クーペ 63 4マティック+」はSクラスや Gクラスなどの「63」モデルでも使われる4L V8ツインターボ（M177）を搭載、専用のチューニングで最高出力585psを発生する。パワートレーンはこのパワーに対応して前後トルク配分を連続可変する4WD「AMG 4マティック+」を採用。これに湿式多板クラッチを使った9速AMGスピードシフトMCTを組み合わせ、0→100km／h加速3.2秒を実現している。 2024年11月には、M139型2L直列4気筒エンジンにF1由来の電動ターボを搭載した「GT クーペ 43」を導入。こちらは後輪駆動で2+2仕様が標準、0→100km／h加速は4.6秒となる。 なお欧州では、PHEV化してシステム総合で816psと1420Nmを発生する「 GT クーペ 63S Eパフォーマンス」も発表されているが、日本導入のアナウンスはまだない。

メルセデスAMG GT クーペ 主要諸元

全長：4730mm 全幅：1930～1985mm 全高：1355～1365mm ホイールベース：2700mm 車両重量：1790～1940kg エンジン：2L 直4ターボ+モーター／4L V8ツインターボ 駆動方式：FR／4WD トランスミッション：9速AT 乗車定員：2／4名