ベーカリー「dacō」と生ドーナツ「I’m donut?」を融合させた「dacō?神楽坂」限定の「ナポリドーナツ」とは?
福岡発祥の「AMAM DACOTAN(アマムダコタン)」と言えば行列が絶えないベーカリーとして知られている。そのアナザーブランド「dacō(ダコー)」、生ドーナツ専門店「I’m donut?(アイムドーナツ)」もともに大人気店だが、2024年12月14日に「dacō」と「I’m donut?」を融合させた新ブランド「dacō?神楽坂」がオープンした。 【写真】焼きたての状態はまさにピザのよう ■看板商品は新感覚ドーナツ「ナポリドーナツ」 「dacō?神楽坂」は、あえて小ぶりな食べ切りサイズのパンを展開する「dacō」のパンやドリンク、行列店「I’m donut?」の生ドーナツの両方を楽しめる新ブランドの都内2店舗目。店内に並ぶパンやドーナツはどれもおいしそうで目移りしてしまうが、その中でひと際目を引くのが「ナポリドーナツ」。 正直、見た目はなかなかの地味さ。“焦げ”た部分が黒っぽくなっていて、華やかとは程遠い印象。だが、これが実は新作で「dacō?神楽坂」オープンの際に開発されたドーナツ。「ナポリドーナツ」の名前でわかるように、ピザ窯で焼き上げている。 ピザ窯で、高温短時間で焼き上げることで、ピザ生地のように生地を勢いよく膨らませ、何とも言えない口溶けを実現させている。実際に食べてみると、まず手に持ったときの軽さに驚く。焦げ感があるためか見た目はゴツゴツした印象なのに、持ったときの生地感じが予想を裏切る。 生地を割ってみると、ややもちっとした感じに生地が伸びる。実際に食べてみると何とも言えない独特の食感と軽さで、まさに口溶けがいい。ドーナツを食べて「口溶け」という表現はあまり使わないが、この「ナポリドーナツ」に関しては口溶けがいいという言い方が一番近い。 このクセになるような食感と香ばしさはドーナツのようでほかのドーナツでは体験できない。強いて言えばピザの耳のような感じだが、それよりずっと口溶けがいい。この生地に優しい甘さのグレーズコーティングをしていて、甘さはあるものの生地のおいしさを堪能できるドーナツ。この新食感は実際に食べて味わってほしい。 ■イートインでもテイクアウトでも楽しめる 店内にはほかにも多彩なパンやドーナツが並ぶ。店内でパンやドーナツを作っているので常においしそうな香りが漂っている。「dacō」のパンは惣菜系を中心に約40種、「I’m donut?」の生ドーナツや店舗限定の商品を含み、ドーナツも常時10種を販売予定だという。 テイクアウトもできるが、焼きたて、できたてのおいしさを楽しむなら店内でのイートインがおすすめ。テラス席ではペット同伴もOKなので散歩の道中に立ち寄るのもいい。コーヒーはもちろん、抹茶やほうじ茶のラテや、クラフトレモンティー、抹茶トニックなどドリンクメニューも充実。好きなパンやドーナツと一緒に楽しもう。 店内に並ぶパンやドーナツはどれも魅力的で、あれこれ食べたくなる。新作の「ナポリドーナツ」はもちろん、いろいろなパンやドーナツを味わってみよう。 ※店舗では現金は使用できません。