90%以上の親が不安を感じる「小学生の壁」登下校や緊急時…“我が子の安全”を確保するためにできること
子どもへの理解
まずは登下校を練習してみましょう。安心して登校できるようにしばらくは同行したり、ファミリーサポートを利用するなどいろいろな手を使いましょう。 <対応のヒント> ●まずは1か月、親の出勤時間を調整できないか考えてみる。 ●ファミリーサポートなどを利用する。 ●近所の友だちと一緒に行けるか相談してみる。
Q.地震や体調不良… 緊急時、どうしたらいいの?
体験談と対応法 <緊急時に親がすぐに対応できない> 小4で学童をやめてから、子どもが一人で家にいる時間が増えた。地震や具合が急に悪くなったときに親がすぐに対応できず困った。(ときこたさん) ----------------------- 小学校4年生、学童を続けるのが難しい学年ということも考えると、近所の友だちや友だちの家との連携も考えてみましょう。 仲良しの友だちがいれば、放課後に一緒に児童館や図書館に行く、友だちの家で遊ばせてもらうなどの方法もあります。 親が近くにいないときに子どもの具合が急に悪くなったり、地震が起きたりした場合は、やはり近所に顔見知りがいると安心です。 ファミリーサポートやシルバー人材センターなどは地域の助け合いの有償ボランティアですが、特定の人から何度かサポートを受けておくと、地域の顔見知りとなり安心できたりします。 もちろん相手の都合にもよりますが、空いていれば緊急の場合に様子を見に行ってもらうこともできるかもしれません。地域によってサポート内容が違う場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
子どもへの理解
子どもを怖がらせる必要はありませんが、誰に連絡する、誰に来てもらうなど何かあったときにはどうするかという話をしておくと安心です。 <対応のヒント> ●友だちと過ごすことも選択肢にする。 ●ファミリーサポートやシルバー人材センターなども利用し、地域の顔見知りを増やしておく。
親子で確認しておくべきポイント
通学路を歩く、鍵を開けたら閉めるなど、就学前に練習しておきましょう。 ・親子で通学路を歩く。できれば登下校時と同じ頃の時間帯で。 ・ランドセルなど、自宅の鍵を見えるところにつけない。 ・エレベーターでは、ボタンの近くに立つ。できるだけ知らない人と一緒に乗らない。 ・玄関に入るときには、「ただいま」と声を出すようにする。 ・鍵を開けたらすぐに閉めるなど、練習しておく。 ・防犯ブザーの鳴らし方や止め方など練習しておく。
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