「3年生の思いを1、2年生が背負って戦ってくれた」東海大福岡、ライバルに悔しい惜敗【ウインターカップ】
◆バスケットボール・全国高校選手権ウインターカップ 東海大福岡46―50岐阜女子(24日、東京体育館) ■残り3秒の奇跡、2年連続の歓喜【写真】 またも大きな壁に阻まれた。夏の全国総体準決勝で1点差で屈した岐阜女子との再戦。東海大福岡は第1クオーター(Q)で5点のリードを奪った。東口紅愛(2年)の3点シュートなども決まり、順調に滑り出した。 それでも底力のある相手に詰め寄られ、第3Qに3点シュートを立て続けに決められるなどで33―37と逆転された。第4Qは約3分を残して内藤みやび(同)の3点シュートで2点差に肉薄したが、反撃もここまでだった。 2年生エースとして12得点した浜口ゆずは「エースはチームを勝たせないと意味がない。あと1本が決められなかった」と悔やんだ。右膝の大けがでベンチから声をからした前主将の伊東友莉香(3年)は「3年生の思いを1、2年生が背負って戦ってくれた。来年は日本一になってほしい」と涙ながらに後輩に期待した。(安田栄治)