WEC第2戦開幕、ポルシェの快進撃が続くか、王者トヨタの巻き返しか【イモラ6時間 プレビュー】
2024年世界耐久選手権(WEC)第2戦イモラ6時間ハイパーカークラス エントリーリスト
2 キャデラックVシリーズ/キャデラックレーシング 5 ポルシェ963/ポルシェペンスキーモータースポーツ 6 ポルシェ963/ポルシェペンスキーモータースポーツ 7 トヨタGR010ハイブリッド/トヨタGAZOOレーシング 8 トヨタGR010ハイブリッド/トヨタGAZOOレーシング 11 イソッタティーポ6-C/イソッタ・フラスキーニ 12 ポルシェ963/ハーツチームイオタ 15 BMW M ハイブリッド V8/BMW Mチーム WRT 20 BMW M ハイブリッド V8/BMW Mチーム WRT 35 アルピーヌA424/アルピーヌエンデュランスチーム 36 アルピーヌA424/アルピーヌエンデュランスチーム 38 ポルシェ963/ハーツチームイオタ 50 フェラーリ499P/フェラーリAFコル 51 フェラーリ499P/フェラーリAFコルセ 63 ランボルギーニSC63/ランボルギーニ・アイアンリンクス 83 フェラーリ499P/リシャール・ミルAFコルセ 93 プジョー9X8/プジョートタルエナジーズ 94プジョー9X8/プジョートタルエナジーズ 99 ポルシェ963/プロトンコンペティション
高速コーナーが多く、トリッキーでオーバーテイクが難しいコース
第2戦イモラ6時間が行われるイモラサーキット(正式名称アウトードロモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ)は、イタリアらしい高速コース。1953年の開設以来、何度かコースが改修されているが、タンブレロ、アクア・ミネラリ、バリアンテ・アルタ、バリアンテ・バッサなど有名な高速コーナーは健在だ。 コースの特徴は、ストレート部分こそ長くないが、高速コーナーが多く、アップダウンもあり、コース幅は場所によって狭くトリッキーなこと。そのため、オーバーテイクが難しく、しばしばアクシデントも起こる。しかも、ピットレーンが528mと長いためピットインでのロスタイムが大きく、タイヤ交換は有利な作戦とは言えず、タイヤ戦略で順位を上げるのも難しいから厄介だ。 イモラサーキットではエミリア・ロマーニャGP、かつてはサンマリノGPの名称でF1グランプリが行われているが、世界トップレベルの耐久レースが開催されるのは、1984年のイモラ1000km以来、40年ぶりとなる。 WEC第2戦イモラ6時間は、日本時間4月19日金曜日19時から始まるフリー走行で幕を開ける。
2024年WEC第2戦イモラ6時間 タイムスケジュール
フリー走行1回目:4月19日金曜日12時~(日本時間19時~) フリー走行2回目:4月19日金曜日17時15分~(日本時間24時15分~) フリー走行3回目:4月20日土曜日11時10分~(日本時間18時10分~) 予選:4月20日土曜日15時45分~(日本時間22時45分~) 決勝:4月21日日曜日13時~(日本時間20時~)
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