<ドラマアカデミー賞>「アンメット」が6冠達成 主演男優賞は長谷川博己
ザテレビジョンがおくる2024年4~6月放送ドラマを対象とした「第120回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」全8部門の受賞作・受賞者が出そろった。最優秀作品賞は、杉咲花主演の「アンメット ある脳外科医の日記」(フジテレビ系)が受賞した。 【写真】「アンチヒーロー」長谷川博己が主演男優賞を受賞 ■「アンメット」が作品賞など6部門を制覇 「アンメットー」は、子鹿ゆずる、大槻閑人による漫画を基に、記憶障害のある女性医師と、彼女の記憶に残っていない婚約者の脳外科医が心を通わすさまを繊細に描いた医療ドラマ。「温かく優しい雰囲気で進む物語に涙が止まらなかった」「記憶喪失設定が大渋滞だった春ドラマで一番リアリティーがあった」「映像が美しく細部までこだわっていた」と視聴者の支持を集めた。 同作からは「感情一つ一つが伝わる繊細で飾らない演技に涙が止まらなかった」「実在の人物かのようにナチュラル」と称賛を集めた杉咲花が主演女優賞、「白衣を着て登場した場面から“この人は誰?”と目が離せない」「無愛想で冷たく見えて、誰よりも愛にあふれているギャップを見事に演じた」と話題をさらった若葉竜也が助演男優賞を受賞。 さらに、監督賞(Yuki Saito監督、本橋圭太監督、 日高貴士監督)、脚本賞(篠崎絵里子氏)、ドラマソング賞(会いに行くのに/あいみょん)と計6部門を制覇した。 ■主演男優賞は「アンチヒーロー」長谷川博己が初受賞 日曜劇場「アンチヒーロー」(TBS系)からは、検察の横暴に手段を選ばず立ち向かう弁護士・明墨正樹を演じた長谷川博己が主演男優賞を初受賞。2位以下に大差をつける圧勝で「法廷での弁論シーンが圧巻で、長セリフでも完璧」「何を考えているか分からない明墨を自然に、かつ絶妙な不気味さで演じた」と絶賛の嵐。 同作からは、明墨法律事務所の弁護士・紫ノ宮飛鳥を演じた堀田真由も助演女優賞を受賞。こちらも「冷静さと時折見せる人間らしい動揺のコントラストが良かった」「法廷で弁護士として話す長セリフも、滑舌良く、頼もしさがあった」と初の弁護士役で高評価を受けた。 ドラマアカデミー賞の特設サイトでは、各受賞者のインタビューや、ランクイン作品の一覧、過去の受賞一覧などを掲載している。 ■第120回ドラマアカデミー賞 受賞作一覧 最優秀作品賞:「アンメット ある脳外科医の日記」 主演男優賞:長谷川博己(「アンチヒーロー」) 主演女優賞:杉咲花(「アンメット ある脳外科医の日記」) 助演男優賞:若葉竜也(「アンメット ある脳外科医の日記」) 助演女優賞:堀田真由(「アンチヒーロー」) 監督賞:Yuki Saito監督、本橋圭太監督、 日高貴士監督(「アンメット ある脳外科医の日記」) 脚本賞:篠崎絵里子氏(「アンメット ある脳外科医の日記」) ドラマソング賞:あいみょん「会いに行くのに」(「アンメット ある脳外科医の日記」) ※日高貴士監督の高は、「はしごだか」が正式表記 ※篠崎絵里子氏の崎は「たつさき」が正式表記