“天文学的” な罰金「200溝ドル」を実際に払おうとするとどうなるのか?
注釈
※1…ルーブル紙幣の最低額は5ルーブルですが、滅多に流通しません。広く流通しているルーブル紙幣の最低額は50ルーブルとなりますが、約0.5ドルであるため、1ドル紙幣とほぼ変わらない結果となります。一方でドル紙幣は一般流通している100ドル紙幣、発行を停止した1万ドル紙幣、連邦準備銀行のみが所有を認められている10万ドル紙幣など、上限の定めが曖昧なため、キリの良い数字である1ドル紙幣としました。そして後述する通り、有機物である紙幣は、金属である硬貨よりもやや興味深い結果が得られます。 ※2…100000×2の104乗。 ※3…中心核を含めた地球全体の金の総量は1600京トンと推定されています。ここでは1トロイオンス当たり2690ドルで計算しています。 ※4…以下の計算では、1ドル紙幣は66.3×156.0×0.11mm(2.61×6.14×0.0043インチ)、重さ1gのセルロースの塊(実際にはリネン25%・木綿75%)であると見なします。 ※5…観測可能な宇宙の外側はどのようになっているのかはっきりとは分かっていませんが、大多数の天文学者は、外側にも相変わらず宇宙は続いていると考えています。その大きさには諸説あるものの、いずれにしても厚さ230兆光年のドル紙幣の “束” を収めるには十分な大きさがあると考えるのが妥当と見られています。 ※6…ドル紙幣星の寿命ははっきりしません。ドル紙幣星は非常に重い割に、通常の恒星より平均的な水素の割合が少ないためです。質量の大きさと水素の少なさから、太陽の10倍の質量を持つ通常の恒星の寿命である3000万年より短い可能性は十分考えられます。一方で質量が大きいこと、炭素や酸素が豊富にあるためにCNOサイクルが通常の恒星より長く続く可能性はあるものの、いずれにしても水素燃焼の期間と比べれば誤差の範囲内に収まると思われます。 Source “Требования российских телеканалов к Google достигли ₽2 ундециллионов”.(РБК) David Hodari. “Russia fines Google more than the world's entire GDP”.(NBC News) Todd Feathers. “Russian Court Wants Google to Cough Up $20,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000”.(Gizmodo)
彩恵りり / sorae編集部