[MOM4851]大津MF兼松将(3年)_連勝ストップ直後のチームを勢いづける先制弾。頭で2発
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ] [9.29 プレミアリーグWEST第16節 大津高 5-1 帝京長岡高 宇城市立ふれあいスポーツセンター] 【写真】ミスマガジン2023、16歳グラドルのユニ姿に「最高に可愛い」「天使」「くぅー!」 前節、連勝が10でストップしていたチームをゴールで勢いづけた。前半8分、大津高(熊本)MF兼松将(3年=FC Volaest Miyazaki出身)が、MF畑拓海(3年)の右CKを頭で先制ゴール。自身リーグ戦4試合ぶりのゴールをチームメートたちと喜んだ。 前節の広島ユース戦は、計13本のCKを活かせず、0-1で敗戦。何か工夫を加える必要性を感じたチームは、帝京長岡高(新潟)戦の前日に平岡和徳テクニカルアドバイザーからセットプレーの際の場所取りの直接指導を受けたという。すると、この日1本目のCKで早速その成果。中央でマークを外した兼松が見事にゴールを破った。 優勝するチームは、連敗しないことが大事。それだけに、山城朋大監督は最初の得点を決めたMFを讃え、兼松自身もチームをゴールで勢いづけられたことを何よりも喜んだ。 184cmの大型MFは、前半23分にも流れの中でDFの背中を取る動き。そして、MF舛井悠悟(3年)の右クロスを頭で合わせる。左隅に決め、この試合2得点目。今季のプレミアリーグWESTでの得点数を8へ伸ばした。 兼松は今年3月まではボランチを務めていたが、その後ゴールに近いポジションを務めるようになった。スペースへ抜け出すことや、DF間でボールを受けることを意識。半年が過ぎ、パスワークの中で前を向く回数も増えているという。 加えて、「どう(プレッシングを)掛けたら後ろが楽かな、みたいなこと考えて」守備。この日は最前線のFW山下景司(3年)を近い距離感でサポートし、相手のミスを誘発するなど守備面での貢献度も大きかった。 チームが勝つため、優勝するために攻守で貢献すること。その上で前線の選手として、結果にもこだわっている。「前目のプレーを増やしてクロスとか、貪欲にこぼれ球とかに反応して点を取っていきたいです」。大津は首位で迎えるリーグ終盤戦や、選手権もこの日のように一戦必勝。「やっぱり目の前の試合に集中しないと結果はついてこないと思うんで、しっかりチームで協力し合って、1試合1試合集中していきたい」。今季、新たなポジションに挑戦し、プレーヤーとしての幅を広げてきた兼松がチームメートとともにタイトルを獲得する。
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