【韓国ドラマ】最高に泣ける大傑作!切なくて、ときめく「ロマンス時代劇」見始めたら抜け出せない
そんな折、宮廷の陰謀で刺客に襲われたユルは、瀕死の重傷を負ったところをヨンという村人に助けられます。が、記憶を失ってしまうユル。ヨンは、世子のお触れに背いて結婚を拒否し罰せられそうになる娘のホンシムのため、ユルを娘の許嫁ウォンドゥクだと思い込ませ、2人を結婚させてしまうのです。かくして、かりそめの夫婦になった二人の“100日間”が始まる、、、という展開。 ■Netflixシリーズ「100日の郎君様」配信中 ©STUDIO DRAGON CORPORATION
赤い袖先(原題)
史実が題材の時代劇「赤い袖先(原題)」は、宮女であるソン・ドクイム(のちの後宮・宜嬪成氏=ウィビン ソンシ)と、朝鮮王朝第22代王となる正祖(チョンジョ=本名はイ・サン)の切なく狂おしいラブストーリー。
■名君イ・サンとドクイムの物語は、朝鮮王朝“世紀のロマンス”とも ドラマのヒロインとなるソン・ドクイムについての紹介を。 彼女は、名君・正祖(朝鮮王朝22代王、本名イ・サン)が最も愛した女性といわれている人物(正祖が自ら求めた妻は、王妃、側室含めてもドクイム以外はいなかったとされ、ふたりの物語は朝鮮王朝世紀のロマンスとも称される)。 ドクイムの父が、正祖の母ヘビンの実家の使用人だったことから、その縁で宮女になったらしいのですが、記録には宮女のドクイムが正祖の妹である2人の王女とともに小説を筆写したという記述が残っている模様(つまり、聡明な女性であったという推測も)。で、興味深いのは王である正祖の寵愛を受けながらも、後宮(側室)の申し入れを2度も固辞しているということ(後宮になることは当時では、ある意味、宮女にとっての最高の栄誉でもあったはずなのに)。 そして、宮女身分のまま王子を出産、その2年後に後宮の最高位である嬪(=ビン)の位を与えられる(宜嬪成氏)のですが、王子(文孝世子)がわずか3歳で亡くなると、その後を追うように3人目のアガ(赤ちゃん)を身ごもったまま33歳という若さで死去。正祖は彼女の死を深く激しく悲しんだといわれています。