巨人・阿部慎之助監督、20歳・浅野に来季レギュラー奪取を厳命!「もう一回競争だと思って頑張って」
巨人・阿部慎之助監督(45)が28日、神奈川・大磯町のレイクウッドゴルフクラブで開催された球団納会ゴルフに参加。同組で回った2年目の浅野翔吾外野手(20)にレギュラー奪取を命じた。 「飛躍する年になってほしいなと思う。レギュラーを確約されたわけじゃないから、もう一回競争だと思って頑張ってもらいたい」 昨季は腰痛で不参加だった浅野は、これが人生初ラウンド。浅野のウエアも用意した指揮官は「マナーを教えた」と野球談義はなかったという。20歳のスラッガーは報道陣が集まる最終ホールでロングパットを沈め、勝負強さをアピール。自身のプレーについて「何がすごくて何が悪いか分からない」と初々しく振り返り、グロス119(阿部監督は88)で終えた。 浅野は今季、シーズン終盤に右翼手のレギュラー格となり、出場40試合で打率・240、3本塁打。だがクライマックスシリーズではオコエらにスタメンの座を譲った。将来を期待されるが、来季の定位置は再び勝ち取らなければならない。 今オフは指揮官の助言も参考に、あえて単身で自主トレーニングを決行する。「来年、自分が打って喜んでもらいたいと思っているので、頑張りたい」と、少し大人になった表情で笑った。(谷川直之)