43歳ルーキー女子ライダー、はじめての空冷ドカでおしゃれ気分を堪能!【ドゥカティ スクランブラー アイコン2024 試乗】
バイクに乗り始めて2年半ほど……まだまだバイクビギナーという自覚はありつつも、自らをルーキー(新人)ライダーと名乗って、もっといろんなバイクに乗ってみようと思う今日この頃。ついに!ようやく!はじめましてのドゥカティ試乗の機会が訪れた!まずは、スクランブラー アイコン(2024)で行ってみよう! 【画像】ドゥカティ スクランブラー アイコンのディテールをギャラリーで見る(23枚) 文/Webikeプラス ムラタナオコ 写真/長谷川徹、小川勤
はじめてのバイク購入の候補のひとつはスクランブラー アイコン ダークだった
人生いろいろ、40歳で一念発起して普通二輪&大型二輪の免許を取得した私だが、20代の頃に免許取得と同時に憧れたバイクがドゥカティだった。とはいえ、まさに高嶺の花という表現がぴったりで、憧れつつも自分とは無縁の世界。それは免許取得後も変わらず、バイクに乗るようになってからもドゥカティに乗ることはないと思い込んでいた。 そう思い込む要因はいくつかあるが「ドゥカティ=スーパースポーツ=自分は乗れない」の公式が私の中で明確だったことが大きい。これなら乗れそう!と一目惚れしたブサ可愛い(褒め言葉)ロイヤルエンフィールドのヒマラヤからスタートした私のバイク人生と、彫刻的な美しいバイクで颯爽と駆るドゥカティの世界が交わることはなかったのだ。 それが大きく変化したのは、今春にトライアンフのスクランブラー400Xに乗り換えたことも大きい。ここで私の歴代(といっても2台だが)の愛車を比べてみよう。ちなみに2台とも新車で購入している。 ロイヤルエンフィールド ヒマラヤ(1年10カ月、約1万kmをともにしてお別れ) 空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ411cc、最高出力:24.3ps@6500rpm トライアンフ スクランブラー400X(納車して半年経過、約5000kmをエンジョイ中) 水冷単気筒DOHC4バルブ398cc、最高出力:40ps@8000rpm これを見て、お分かりいただけるだろうか? 牧歌的なヒマラヤから排気量は小さいながらも馬力のあるスクランブラー400Xに乗り換えたことで、私のバイク人生にスピードの概念がやや芽生えてきたのだ。これはいつかドゥカティに乗れる日も遠くないのでは?と思っていたら、その日は意外とすぐに訪れた。