寒い冬、どうしても外出が面倒に…自転車声優・野島裕史「外出スイッチ」を入れる方法を指南!
声優界随一のサイクリスト・野島裕史がパーソナリティをつとめ、自転車をテーマにお届けするTOKYO FMのラジオ番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。11月12日(日)の放送は、野島裕史のサイクルコラム「スイッチを入れるには」をお届けしました。
◆寒い冬、外出スイッチが入らない人へ…
野島:徐々に気温も下がってきて、自転車をはじめ、スポーツや外でアウトドア活動をするのがちょっと億劫になってしまう……という方もいらっしゃるんじゃないかということで、今回は「スイッチを入れるには」にしてみたんですが……。このテーマにしたものの僕はあまりそういうふうには思わないタイプなんですよね(苦笑)。 どちらかといえば、常にスイッチが入っちゃっている感じ(笑)。でも、せっかくですからスイッチが入りにくくて、億劫ではあるけど本当は動きたい人のためにお話をしようと思います。 先ほども言いましたが、僕はスイッチが入ったままのタイプなので、ぶっちゃけて言うと「スイッチが入らなければ、入れなくてもいいんじゃないかな」と思ってしまうタイプです。自転車もあくまで趣味、嫌々乗ってもしょうがないですからね。嫌だったらやめればいい、そこまでして自転車に乗る必要はないと思います。 何事もそうですが、趣味というものは無理やりやるものではない。でも、探究したり、突き詰めていくことも大事ですけど、僕は続けることが一番大事なんじゃないかなと思っています。 僕自身、自転車に乗る気が起こらないときは無理して乗りません。「タクシーがいいな」「電車がいいな」と思う日もあります。ただ、僕はいろいろなスポーツをやっていて、周りの人からは「ストイックだ!」と言われることが多いです。でも、全然そんなことはないんです。 僕が知っているストイックな人は、趣味であっても徹底的に突き詰めて、つらかろうが乗り越えていく。趣味なのに決めたルーティンを必ずこなしています。僕はルーティンもなく、本当にやりたいときにやるだけという感じ。 たまたま調べることが好きだったり、好奇心が人よりも強いので、結果としていろいろ探究したり、突き詰めていくことになっていますが、本来の性格はストイックではありません。 なので、結局のところ「嫌なときはやらないでいいんじゃない」って思います。でも、スイッチがオフだけど健康のため、体力を落とさないために自転車に乗りたいという方も大勢いると思います。そこで「寒くなるとスイッチが入らない……」という人に少しでもやる気が出る方法をと思い、僕は一生懸命考えてみました。何が大事かって、やっぱり初動のエネルギーが大事なんじゃないかなと思います。