「最低賃金が上がったら、母親たちの働き方は変わるのか?」専業主婦だった妻が働き始めてボヤいていたオジサンを見て、ワーママが思ったこと
私が学生だった20年以上前。パートの時給は600円台でした(地方都市在住)。それが2024年10月より多くの市町村で1,000円越えの改正になるようです。我々の生活はどのように変化するのでしょうか。ちょっと考えてみました。 【あわせて読みたい】「ま、まじか」最近の若者は「無敵の人」要素が強すぎる? 40代ワーママがドン引きした、別部署の若手の“態度” 先日、電車に乗った時にたまたま近くにいたサラリーマン2人が話していました。1人は40代後半くらい。もう1人は30代くらいの方。 どうやら40代の方の奥様が、長年の専業主婦生活を辞め、働き始めることにしたらしい。 で、そのオジサマが言っていました。
「嫁が働き始めて、めちゃくちゃ大変なんだよ~」
と。なるほど。 彼曰く、朝も高校生と小6の子ども達に手伝ってもらっているらしい。 洗濯干すのも、ご飯作るのも、今まで奥様がしていたことを家族でシェアし始めたとのこと。 夜に洗濯物を干して、朝は早めに起きて朝食・お弁当・夜のおかずを作って、食器も家族で洗って、拭いて、しまって…子ども達の習い事の送迎は以前変わらず奥様が担当し、嫁もオレもとにかく、とにかく大変だ~~! と言っていました。 うむ。 上記の話を聞いてあなたはどう思うでしょうか。 そんなの共働きだったら当たり前だ!と感じるのか、可哀想に子どももお父さんも。と捉えるのでしょうか。いやいや専業主婦って大変なんだぞ!思い知ったか!となるでしょうか。 それは、属している文化圏や自分の職、自らのバックグラウンドによると考えます。 さて、私の周りにはネイティブワーキングマザーが沢山います。 ネイティブワーキングマザーって何やねん!ってところですよね。オリジナルの造語です。育休は取ったとしても何だかんだでずーっと働いている人とさせて下さい。時短を取ったり、フルタイムで働いたり、何かと家族と折り合いをつけながらも、働いている人。 たまたまご主人が転勤にならずに働けている人もいるのではないでしょうか。私なんぞ正にそのクチ。数年前に夫が転勤の打診をされ、それがキッカケで彼が転職をし、私自身は辞めずに同じところでずーっと働いています。 ネイティブワーキングマザーの中でも、最近は、生活を回すのがとっても上手な方が目につきます。彼女たちは、文明の利器に頼ることもサービスに頼ることも上手。 なんなら、一軒家は選ばずに駅に近い中古マンションを購入する人が多かったり(もちろん私調べなのでサンプル数は少ないですよ)。 ■食洗機 ■衣類乾燥機 ■ルンバ(ルンバを見越した部屋選び) ■ホットクック ■アレクサ等のスマート家電 これらを駆使しています。 お惣菜などの中食や冷凍食品の使い方も秀逸ですし、パートナーと協力することも当たり前にできています。『手を抜く』ことも『こだわる』こともちゃーんと出来ていると言いますか… そうなってくると、家事の時間も短いようで… 家事時間が少ないと睡眠時間も比較的多めに取れ(もちろん子どもが小さいので大変なことはいーっぱいあると察しますが)、精神的にはちょっと向上すると思われます。不良債権のように溜まる洗濯物や汚れた食器がないだけでも気持ちはラクになるかもしれません。 このような上手方は外見もおキレイなままで、