新居の「壁紙選び」。インテリアのコンセプトを固めてからしておいて正解だった
新居の壁紙を選ぶ前に、インテリアのコンセプトを決めましょう。選択に迷った際にコンセプトに立ち返れば、解決がスムーズに。4年前にハウスメーカーで2階建ての家を建てたライターは、来客も意識した1階は白を基調にした「クラシック」、プライベート空間の2階は「アンティーク」と、インテリアのコンセプトを決めました。どんな壁紙を選んだのか紹介!
家づくりでは最初にインテリアのコンセプトを決定
4年前に2階建ての家を、ハウスメーカーで建てた筆者。今は2人の子どもと妻の、4人で暮らしています。 インテリアの雰囲気は家具などでも変わりますが、壁紙によっても大きく変わります。壁紙には悩むだろうと考えた筆者は、あらかじめインテリアのコンセプトを決めておき、悩んだらコンセプトに立ち返ることを意識。 実際に壁紙選びは比較的スムーズに進んだので、「最初にインテリアのコンセプトを決めておく」というのは、大正解だったと思います。 ちなみに筆者が考えたインテリアのコンセプトは、次のようなものでした。 ・1階は来客も意識したパブリックな空間。白基調でクラシックな雰囲気 ・2階は家族だけのプライベート空間。アンティークな雰囲気 そんなコンセプトで始めた壁紙選び。実際に1階と2階がどのようになったのかを、写真とともにご紹介しましょう。
1階は白で統一。来客を意識したパブリック空間に
家族以外の来客も利用する1階は、清潔感と開放感を感じる明るい空間を意識。壁はラメの入った白色のクロスで統一しました。 また、フローリングは『ホワイト』という、もっとも明るい色にして、壁紙による白の統一感をジャマしないようにしました。 さらに、ドアやキッチンカウンターなどの建具や、ダイニングテーブルセットも白で統一しています。
2階ホールは一面アンティーク調のレンガ風クロスに
家族だけのプライベート空間である2階。こちらはアンティーク調を意識しています。 なかでも、階段を上がってすぐの場所にある2階ホールは、アンティークな雰囲気をよく出ているスペース。こちらの壁にレンガ風アクセントクロスを貼りました。 ブラックチェリーの床材やブラケットライトとともに、アンティークな雰囲気を引き出してくれています。 このレンガ風のアクセントクロス、打合せの際にはサンプルを何種類か家に持ち帰って、連日にらめっこ。最後まで非常に悩みました。 というのも、小さなサンプルの状態と、実際に壁一面に貼った状態とでは、印象が変わると聞いたからです。 ハウスメーカーのインテリアコーディネーターからは、「サンプルだと色が濃く見えがち。ちょっと濃いかなと感じるものでもいいと思いますよ」とアドバイスが。 悩みに悩んで、写真のいちばん右の、濃い目の色のクロスを選びましたが、今ではちょうどよかったと感じています。