“43年ぶり”東と西の名門対決 ドジャースとヤンキースが過去のワールドシリーズ対戦結果は? 大谷、ジャッジの両リーグ本塁打王が頂上決戦へ
ドジャースが日本時間21日、メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に勝利し、4年ぶり25回目のリーグ制覇。ワールドシリーズ進出を決めました。すでに勝ち上がっていたヤンキースとは43年ぶりに激突します。 【画像】ワールドシリーズはヤンキースvsドジャースに決定 “東の名門”であるヤンキースは、前日にガーディアンズを破り、15年ぶり41回目のリーグ優勝を達成。2009年に松井秀喜さんがMVPの活躍をみせ、頂点に立ったとき以来のワールドシリーズ進出です。 “西の名門”ドジャースは、ポストシーズン11試合で70得点で全体トップ。2試合少ないものの、ヤンキースの43得点を大幅に超える数字です。頂点に立った2020年シーズン以来のワールドシリーズ進出しました。 両者の対決は、ドジャースのブルックリン時代を含めてこれまで11度。ドジャースが3勝、ヤンキース8勝となっています。最後に戦ったのは1981年で、このときは4勝2敗でドジャースが頂点に立ちました。
■両リーグの本塁打王対決が実現
ヤンキースで注目されるのはアーロン・ジャッジ選手。2022年に62本塁打を記録した32歳のスラッガーは、今季打率.322はリーグ3位。58本塁打、144打点でリーグ2冠に輝きました。ここまでポストシーズンは9試合で打率.161、2本塁打の成績です。 それでも脇を固める2人が絶好調。前を打つフアン・ソト選手は打率.333、3本塁打、8打点で、20日には延長10回にリーグ優勝を決める決勝3ランを記録しました。また後を打つジアンカルロ・スタントン選手は、打率.294、5本塁打、11打点の成績。5本塁打は全体トップです。 一方、54本塁打でナ・リーグのホームランキングである大谷選手は、ここまで全11試合で打率.286、3本塁打、10打点を記録。シーズンで54本塁打、59盗塁の「50-50」を達成し、本塁打王と打点の2冠に輝いた30歳は、メジャー7年目で初となるポストシーズンでも輝きを放っています。 また大谷選手の後を打つムーキー・ベッツ選手も好調。11試合で打率.295、4本塁打、12打点の成績です。さらに“ラッキーボーイ”となっているのは、トミー・エドマン選手。シーズン途中に加入した29歳は、ここまで打率.341、1本塁打、12打点と打率、打点はチーム1位です。投手陣にケガ人が続出する中でも打線が引っ張ってきました。 12度目の“東と西の名門対決”はどちらに軍配が上がるのか。日本時間26日から最後の戦いが始まります。 ▽WSでの過去の対戦 ドジャース3勝 ヤンキース8勝 1981年 ドジャース 4勝2敗 1978年 ヤンキース 4勝2敗 1977年 ヤンキース 4勝2敗 1963年 ドジャース 4勝0敗 1956年 ヤンキース 4勝3敗 1955年 ドジャース 4勝3敗 1953年 ヤンキース 4勝2敗 1952年 ヤンキース 4勝3敗 1949年 ヤンキース 4勝1敗 1947年 ヤンキース 4勝3敗 1941年 ヤンキース 4勝1敗