北陸3県の知事懇談会 災害へ職員合同研修を確認するも、北陸新幹線の小浜・京都ルートは各県で隔たりも
石川・富山・福井の北陸3県の知事による懇談会が12日富山県で開かれ、能登半島地震を教訓に3県の職員が合同で研修を実施していくことを確認しました。 【写真を見る】北陸3県の知事懇談会 災害へ職員合同研修を確認するも、北陸新幹線の小浜・京都ルートは各県で隔たりも 富山県黒部市の宇奈月温泉で開かれた懇談会で、富山県の新田知事は、能登半島地震を踏まえ、県をまたぐ広域避難などに柔軟に対応できるよう、3県の職員が合同で研修を行い、人材を育成していくことを確認しました。 ■北陸新幹線 小浜・京都ルートでは各県立場の隔たりが浮き彫りに 一方、北陸新幹線の大阪延伸に向けて14日、関西の経済団体などが出席して決起大会が開かれるのを前に、福井県の杉本知事が改めて小浜・京都ルートを支持したのに対し、石川県の馳知事らは具体的なルートの名称については言及を避け、立場の隔たりが浮き彫りになりました。 ■黒部峡谷の電源開発の歴史を伝える施設やトロッコ電車を視察 懇談会に先立って、知事らは黒部峡谷の電源開発の歴史を伝える施設やトロッコ電車などを視察しました。
北陸放送