【衆院選・東京7区】注目の激戦区“裏金”めぐり与野党が直接対決
日本維新の会 小野泰輔氏(先週) 「自公政権が過半数割れに追い込まれないと、政治とカネの問題が解決することはない」 さらに同じ選挙区には、野党第二党、日本維新の会の小野泰輔氏も立候補。 日本維新の会 小野泰輔氏 「何も手を打てなかった自民党に、これ以上任せていても、日本はよくならない」 人通りの多い道を練り歩きながら、有権者に語りかけるスタイルで政権交代を訴えていました。 一方、立憲と「反自民票」を奪い合う構図となっていることについて… 日本維新の会 小野泰輔氏 「私、小野泰輔あるいは維新なんて好きじゃないなという方は、立憲民主党にいれてください。そのことによってこの選挙区で、裏金議員に対してしっかりと民意を突きつけることができる」 身を捨ててでも、「今回は自民党だけには投票しないでほしい」と訴えました。 ◇ こうしたなか迎えた21日夜の討論会。経済政策や都心の防災対策などについて議論を交わすなか… 立憲民主党 松尾明弘氏 「丸川さんには裏金の話、聞かざるをえないので聞かせてください」 松尾氏が丸川氏に切り込んだのは、収支報告書に不記載だった金の管理についてです。 立憲民主党 松尾明弘氏 「口座で管理していたと言っているが、一方で 収支報告書は(日付が)全部、不明不明不明となっているが、どのように管理しているかまったく分からない。それがきちんと説明がされているのか、もしくは収支報告書が虚偽なのか、どちらかを教えてほしい」 自民党 丸川珠代氏 「はい、収支報告書は虚偽ではありません。日付がですね、結局その記録が…ごめんなさい、残ってないので、日付は不明ですが金額は正確です。そして私個人の口座で管理していません」 さらに小野氏も続きます。 日本維新の会 小野泰輔氏 「私が演説しているときにヤジが飛んできて、今回の裏金事件は裏金と言うなと、単なる不記載なんだと言っているんですが、丸川さんの考えはどうですか」 自民党 丸川珠代氏 「私は正直、持ってて非常に困るものでもあったので、(手元に)残ってしまっていて、どうにもならないので、手をつけなかったと聞いてます」 日本維新の会 小野泰輔氏 「だから質問としては裏金…」 自民党 丸川珠代氏 「なのでそういう言い方されるかもしれないけど、私は記載ができなかった資金というふうに考えています」
一方、参政党から立候補している石川友梨香氏は… 参政党 石川友梨香氏 「今回の争点でいろいろなっていますが、どちらかというと、政治とカネの問題を議論するっていうよりも、今、国民の方はますます政治に対して無関心になるし、ますます投票にいかなくなってしまってる原因だと思うんですよね」 その上で… 参政党 石川友梨香氏 「今、政府が潤うことよりも、国民が潤わないと、そもそも日本国は潤わないので、やるべきことなのは大幅な減税と積極財政です」 積極財政と大幅な減税によって経済成長を目指すと訴えました。