来た! カロッツェリア「楽ナビ」がモデルチェンジ 車内Wi-Fiがもっと便利に
2024年「夏」モデルはここが違う!
パイオニアの展開するカーAVシステムブランド、カロッツェリアから2024年夏モデルが一挙に登場した。 【写真】まだまだ登場 楽ナビの2024年モデルと新型「ディスプレイオーディオ」【注目アイテムをチェック】 (25枚) いちばんの注目となるのは同社の主力となるAV一体型カーナビ、「楽ナビ」シリーズのモデルチェンジ。扱いやすさと高機能を両立させたスタイルには根強いファンも多い。 楽ナビは昨年フルモデルチェンジを行ったばかりのため2024年モデルで大きな改良はなく、製品ラインナップの見直しと、一部サービスの変更を実施。商品力を一層高めている。 画面サイズ、ボディ形状、エンタメ機能の違いで13機種を設定。 9型画面は「フローティング」と「インダッシュ」の2種、8型画面は「インダッシュ」の1種、7型画面は「200mmワイドサイズ」と「7型2DINサイズ」の2種となる。 大画面モデルには通信モジュールのネットワークスティックを標準装備した仕様も用意されている。 型番の末尾が-DCのモデルでは通信機能が定額(最初の1年間は無料。2年目以降は年額1万3200円/税込)で使え、カーナビとしての能力が一段と高まる。 サーバからデータを取得して検索を行うため最新施設を探し出せ、リアルタイムの詳細な渋滞情報(スマートループ渋滞情報)も取得。時間ぎめ駐車場(タイムズ、三井のリパーク、名鉄協商パーキング)の満空情報や最新のガソリン価格情報なども確認ができる。 これまで手間のかかっていた地図更新についてもワンタッチで行え、常に新鮮な地図で効率の良いドライブが楽しめる。
走行前も、走行後も、たっぷり2時間
しかも車内に持ち込んだ通信機器がインターネット使い放題となる「車内Wi-Fiスポット」機能も搭載。スマホやタブレット、ゲーム機、Amazon Fire TV Stickなどを一度に5台まで同時接続でき、クルマの中でもリビングのように多彩なコンテンツを楽しめる。 これは走行中には無制限で、走行前と走行後はそれぞれ2時間利用ができる(従来モデルは走行前30分、走行後1時間)。 なお、上記の通信機能について型番の末尾が-DC以外のモデルでは「車内Wi-Fiスポット」機能を除き、スマホのテザリング接続で実現可能だ。 楽ナビ2024年夏モデルは全機種がオープン価格。ラインナップと実勢価格は以下の通りだ。いずれも6月発売予定となっている。 ■9型ラージサイズ AVIC-RQ721-DC:17万円前後(ネットワークスティック同梱・1年間無償使用権付き) AVIC-RQ721:14万円前後 ■9型フローティング AVIC-RF721-DC:16万円前後(ネットワークスティック同梱・1年間無償使用権付き) AVIC-RF721:13万円前後 ■8型ラージサイズ AVIC-RL721-DC:15万円前後(ネットワークスティック同梱・1年間無償使用権付き) AVIC-RL721:12万円前後 AVIC-RL521:10万円前後 ■7型200mmワイド AVIC-RW721:10万円前後 AVIC-RW521:8万円前後 AVIC-RW121:7万円前後 ■7型2DIN AVIC-RZ721:10万円前後 AVIC-RZ521:8万円前後 AVIC-RZ121:7万円前後
浜先秀彰(執筆)