【NFL】海外でスーパーボウルを実施する可能性と新キックオフルールについて語るNFLコミッショナー
グッデルは新ルールによって再びキックオフが重要になっており、ケガに関する初期データも良好だと指摘。
グッデルによれば、昨季のキックオフリターン率が20%だったのに比べ、今季は30%をわずかに超えているとのこと。
「リターンが増えたことで、より安全に行えるかどうかを判断するためのデータが増えてきている。実際、非常に期待できる結果が出ている。衝撃が少なくなり、重傷者の数やケガの件数が減ってきている。つまり、これはうまくいっていると思う」とグッデルは語った。
キックオフ後のドライブの平均開始地点は、これまでの24ヤードラインをわずかに超えた地点から、29ヤードラインをわずかに超えた地点に変わっていると指摘したグッデルは、こう説明している。
「最終的にはオフシーズンに変更があると思う。より安全なプレーだと分かれば、キックオフの数が増えるだろう。それにはいくつかの方法が考えられる。キックオフラインを後ろに下げて、簡単に蹴り出せないようにすることもできる。また、蹴り出した場合のペナルティを現在の30ヤード地点ではなく35ヤード地点に変更することもできる」
グッデルは新しいシステムの“素晴らしい点”について、「小さな隙間ができれば、選手が抜け出せることだ。私が求めているのはロングキックオフリターンが試合に戻ってくること。去年は4回か5回あったと思うが、今年はシーズン第6週ですでにその数に達している。それはかなりいいことだ」と述べた。