【NFL】海外でスーパーボウルを実施する可能性と新キックオフルールについて語るNFLコミッショナー
NFLコミッショナーのロジャー・グッデルが現地12日(土)、リーグの積極的な国際的成長計画には、初めてアメリカ以外でスーパーボウルを開催することが含まれる可能性があると述べた。グッデルは過去にそのアイデアを否定していたが、ロンドンでのファンフォーラムでその可能性はあると話している。
中立地での試合を海外で実施することに関する質問に対し、グッデルは「私たちはこれまで伝統的に、NFLの都市でスーパーボウルを開催しようと努めてきた。それはNFLのフランチャイズを持つ都市への報酬のようなものだった」と返答。
「しかし、状況は変わるものだ。いつかそれが実現しても私はまったく驚かないだろう」
グッデルはレギュラーシーズンが18試合に拡大される場合、毎年16試合の国際試合が開催される可能性があることも示唆した。
近いうちにアイルランドで試合が実施されることに“疑いはない”と強調したグッデルは、新たな開催地となる可能性が高い都市としてリオデジャネイロを挙げた上で、ジャクソンビル・ジャガーズが本拠地の改修中にロンドンでの試合数を増やすことを検討しているとも語った。
今季の第59回スーパーボウルはニューオーリンズで行われる。また、2026年にはカリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアム、2027年にはカリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムが開催地となる予定だ。カンザスシティ・チーフスが延長戦の末に25対22でサンフランシスコ・49ersに勝利した前回のスーパーボウルは、アメリカのテレビ史上、最も視聴された番組となった。
チームのオーナーたちはすでに、最大8試合の国際試合を認可しているが、グッデルはその数を倍増させる可能性があると述べており、全32チームが毎年1試合ずつ国際試合に臨むシナリオも生まれている。
重要なのは、レギュラーシーズンを1試合増やし、プレシーズンゲームの数を2試合に減らすことだ。