豊漁の「ブリ」年末需要の高まり受けて仕入れ価格が50円値上がり 今後も価格上昇傾向か
テレビ愛知
ブリやサバの価格について、名古屋市中区大須3丁目にある魚安商店の弘中孝宜さんに話を聞きました。
●ブリ 富山県産(100グラム) 店頭価格330円(仕入れ価格 前週比+50円) ――今が旬のため漁獲量が増えているとのことですが、なぜ値上がりしているのですか。 魚安商店 弘中孝宜さん: 「一番は需要が増えたことですね。ただ去年(2023年)よりは安くなっているので、現状の価格のまま推移してくれると助かります」
●カワハギ 三重県産(100グラム) 店頭価格600円(仕入れ価格 前週比+100円) カワハギは産卵を終えた夏に餌を食べて体を大きくします。そのため身に脂がのっていて、やわらかいのが特徴です。冬の旬は11月ごろから1月ごろ。秋から冬にかけては産卵のために栄養を蓄えて肝が大きくなり、“海のフォアグラ”と呼ばれるほどのおいしさになります。 しかし年々、養殖の業者が少なくなってきているので、養殖のカワハギの価格が上がっています。市場に出回る量が少なることで、天然物のカワハギも値上がりしているのです。 魚安商店 弘中さん: 「養殖のカワハギは肝がおいしく、よく売れています。今後もこのままの価格が続きそうです」 (12月16日放送「5時スタ」より)
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