Lunar Lake搭載で約946g! 超軽量ビジネスPCとして格が上がった新型「MousePro G4」を試す
LPDDR5X-8533の高速メモリを32GB搭載
評価機のメインメモリは、32GBのLPDDR5X-8533をCPUパッケージに統合している。パッケージ統合というスタイルは、配線を最短かつ最適化できる一方、メモリモジュールをソケットに装着するスタイルではないため、構成の自由度は制限される。本製品のBTOでもメモリ容量は選べないが、標準で32GBとビジネス向けとしては十分に余裕のある容量だ。 ストレージは、PCIe 4.0 x4インタフェースのNVMe SSDを採用しており、標準容量は500GBだがBTOでは1TBも選べる。
重量が約946gの薄型軽量かつ頑丈なボディー
ボディーのデザインはとてもシンプルだ。カラーはメタリックブラックで統一されており、天板にmouseのロゴを配置している。 ボディーの具体的なサイズは、約314(幅)×224(奥行き)×18.3(厚さ)mm、重量は約946kgだ。Core Ultra 100シリーズを搭載した従来機(現在も併売/約969g)とサイズは同じだが、重量は少し軽くなっている。CPUにメモリを統合したことによる部品点数の削減効果だろう。 薄型軽量ながら頑丈さも十分確保されており、ボディーのどこを持っても頼りない感覚はない。MIL-STD-810Hに準拠したテストをパスしている裏付けもある。
バッテリーは最長19時間! PD対応ACアダプターも小型軽量
公称のバッテリー駆動時間は、JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.3.0の基準で、動画再生時が約6時間、アイドル時は約19時間となっている。評価機で確認したバッテリー容量は約54Whだった。 付属のACアダプターはUSB Type-C/USB Power Delivery(PD)対応で、最大出力が65Wとなる。実測サイズは、約50(幅)×50(奥行き)×28(厚さ)mm、ケーブル込みの実測重量が132gと、非常に小型で軽量だ。ACアダプターを一緒に携帯する場合も苦にならない。
キーボードにはCopilotキーを装備
液晶ディスプレイは14型で、画面解像度は1920×1200ピクセルに対応する。パネル表面は照明などが映り込みしにくいノングレア仕様だ。 キーボードの品質も良い。キーピッチが約19.1mmと、ゆったりとした配置で打ちやすい。キーストロークは約1.2mmとやや浅めながらキースイッチの感触は良好で、長文入力もしやすい。