DAZN、サッカーW杯出場かけた日本代表戦2試合を無料配信へ JFA宮本会長との対話で企画
スポーツ専門配信サービス「DAZN(ダゾーン)」を運営するDAZN Japanは11月6日、2026年のワールドカップ出場をかけた「AFCアジア最終予選」の日本代表戦2試合を無料配信すると発表した。先日行われた「100万回パスをつないで みんなで♯代表みようぜ」企画のパス(アクション)が100万回を超えたために決定した。 【画像】FanZone配信のイメージ。チャット機能などを駆使して視聴者と交流するインタラクティブな動画配信になる 日本時間の15日午後9時から行われる対インドネシア戦、19日午後9時からの対中国戦を「FanZone」と呼ぶスタイルの配信を無料開放する。また18日に配信予定の「やべっちスタジアム」は、インドネシア戦を振り返り、中国戦の展望を語るスペシャル回として同じく無料で配信するという。 FanZone配信は、チャット機能などを駆使して視聴者と交流するインタラクティブな動画配信。試合の映像を見ながら、ファン同士のコメント交流や投票企画が行われ、出演者やゲストもコメントを拾って紹介するという。今回の2試合には、ナインティナインの矢部浩之さん、ももいろクローバーZの玉井詩織さん、ウエストランドの井口浩之さんらが出演する。 「100万回パスをつないで みんなで♯代表みようぜ」は、X上で行われたキャンペーン。専用タグを付けたポストやリポスト、いいねなどのアクションを「パス」と称して累計100万回を目指した。 同キャンペーンは、多くのファンから寄せられていた「代表戦は独占有料配信に限らず、みんなで応援して盛り上げたい」という声を受け、日本サッカー協会の宮本恒靖会長とDAZN Japanの笹本裕CEOの話し合いで決めたという。 JFAの宮本会長は、今回の発表にあたり「日本サッカーを応援している大勢の方のパスがつながり、11月のアウェイ2連戦を無料で観戦できるようになりました。皆さんの想いが形になりました。ありがとうございます。この思いをしっかりと受け止め、ワールドカップ出場権を勝ち取るためにアウェイ2連戦という厳しい局面に挑みます」というコメントを寄せている。 なお、DAZNは、登録なしでも無料で視聴できる機能を近日中にローンチする予定だとしている。
ITmedia NEWS