狭い部屋ても叶う、おしゃれで快適なホームオフィスのアイディア10
依然としてリモートワークを維持している人はまだまだ多いだろう。実際にPew Researchの最近の調査によると、リモートワークが可能な会社員の約41%が出社と在宅を併用したハイブリッド勤務をしている。自宅に予備の部屋や専用の書斎がある人は、そこで日々の仕事をこなすことができる。しかし自宅が狭い場合、作業スペースは寝室やリビングルームと兼用になっていることが多いだろう。そこで、今こそ私たちの生活に定着したホームオフィスをアップデートする時期では? デザイナーのギスレーヌ・ヴィニャスは「専用のホームオフィスをデザインするのと、ベッドルームやリビングルームの中にワークスペースを設けるのとでは、大きな違いがあります」と語る。
まずはデスクから考えるべきだとヴィニャスは説明する。「第一にデスクはインテリアとして成立するものを選びましょう。気に入ったものが見つからない場合は古いファームテーブルをデスクとして使うのもおすすめ。テーブルの両側にカラフルなキャスター付きの収納などを置けば、機能性も担保できます。さらに美しい照明を置けば理想のオフィスが出来上がりです」 さらにヴィニャスによると、チェアは座り心地が快適であれば古いものでも大丈夫だという。人間工学に基づいて作られたオフィスチェアのデザインが気に入らない場合は、好みの生地へ張り替えるのがおすすめだ。 本記事では、ホームオフィスの模様替えの参考になる実例を世界中から厳選。リモートワークをより快適にしてくれる、美しいホームオフィスを紹介!US版「エル・デコ」より
アルコーブを利用した上品なオフィス
デザイナーのティファニー・ハウエルが映画監督のために手掛けたこのオフィスでは、アルコーブを活用した。くすんだブルーのペイント、ヴィンテージランプ、フローティングデスク、ピーター・ビアードの抽象的なアートワークのおかげで、独自のムードを醸し出している。
眺めのよい場所にデスクを設置
光と自然に触れることは、職場の生産性を高めると多くの研究で実証されている。カリフォルニアのペブルビーチにあるこの癒しの空間では、Workshop/APDのデザイナーが、デスクを素晴らしいオーシャンビューに向けて配置した。