創業400年・福光屋の14代目が語るスーツの新流儀「きちんと着るセンスと、着流すセンス。両方大切」
新時代に見合ったセンスを磨き上げ、時代の進化へ柔軟に対応する。そんな着こなしの流儀は、老舗企業の舵取りにも通じるに違いない。 「今回のダンヒルのようなエレガントなスーツは、着流すのもいいですが、きちんとタイドアップして着るのもやはり格好いい。 これからはスーツをきちんと着るセンスと着流すセンスの両方を持ち、TPOに合わせて着分けていきたいですね」。 福光屋 14代目 福光太一郎さん●大学卒業後に語学留学のため渡米し、帰国後は東京の不動産会社やアパレル会社に入社。2010年に福光屋へ入社し取締役に就任。21年ラグジュアリーな日本酒ブランド、F1625を創設。現在は専務取締役を務める。 清水将之(mili)、山本 大、田中駿伍(MAETTICO)=写真 与那嶺龍士=スタイリング 竹石安宏(シティライツ)=編集・文
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