【50代、3カ月で「使える筋肉」を増やす⑥】筋肉が増えると若く見える! 60kg超えの52歳が3カ月で驚く変貌ぶり! 体重と余分な脂肪DOWN、筋肉UPで大成功、その秘訣は?
忙しさに流されて、体型や健康を気にしつつも改善に取り組めずにいた、読者代表の小川正美さん(50代・弁護士)。今回の3カ月で「使える筋肉」を増やすプロジェクトに参加したことで、美と健康のスイッチを押すことができたようだ。パーソナルトレーナー・姿勢アナリストのKAORUさん&管理栄養士の麻生れいみさんによる体改造プロジェクト、3カ月の成果に注目を!
余分な脂肪が減って筋肉が増えると、体が軽い!
まずは、さっそく小川さんの3カ月のビフォーアフターをお見せしよう! 数値だけを見ると、劇的な変化ではないように思うかもしれないが、立ち姿の印象は別人レベルではないだろうか? 何が違うかといえば、“重心”が上がったこと。首が長くなり、肩から二の腕のラインがシャープになったのが特徴的だ。
注目すべきは、筋肉量と脂肪量。
体重が3.55kg減ったのに対し、脂肪量は4.05kgも減った。脂肪が約4kg…想像してみてほしい。2ℓペットボトル2本分を手放したことになる。いや、脂肪は容積が大きいので、見た目には、2.2本分減っていることに! 対して筋肉は0.45kg増えている。体重が減ると、脂肪と一緒に筋肉も減ってしまうのが一般的。年を重ねるほど筋肉を増やしたいのに、それでは元も子もない。 余分な脂肪は落とし、筋肉を増やす目的で食生活を改善し、運動のアドバイスを受けたおかげでこの結果に! どうやったらそんなことができるのだろうか? 「首が伸びたね、とはよく言われます。肌がきれいになったとも言われることが多いんです。体の動かしやすさや軽さは、もう30代後半くらいの感じです。体重ではないですね、その頃はもっと体重が少なかったので。 変化はいろいろあります。いつも首の後ろが痛いくらいこっていたのに、それがなくなりました。階段を上がりきるのがつらかったのも、すごく楽になった。お酒を飲んだ翌朝など頭痛がすることもなくなった。筋肉痛の回復が早くなったことにも驚きです。 それまでタンパク質を意識して食べることがなかったので、体調の変化はかなり大きいと思っています。 実はスタートから1カ月以上は、ボールやフォームローラーでのリリースが痛くてしんどかったんですよね。でも翌月からエクササイズが始まり、体が楽になっていくのがわかりました。 運動する時間や食事を工夫する時間なんてないと思っていたけれど、時間は作れますね! そのことに気がつけてよかったです」とは、小川さん自身のコメント。
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