YouTubeで話題のトレーナーが伝授!腰痛解消におすすめのセルフコンディショニング【連載】
【腰痛になりやすい場面】
1. 長時間の座り仕事: オフィスワークやデスクワークが多い現代の生活では、長時間座ったままでいることは避けがたい。正しい姿勢を保たないまま長時間座っていると、腰に負担がかかり、腰痛の原因となる。 2. 運動不足: 現代人は運動する機会が減りがち。筋肉が弱くなると腰椎を支える力が低下し、腰痛を引き起こしやすくなる。 3. 姿勢の悪さ: スマートフォンやパソコンを使う際に前かがみの姿勢を続けることが多く、姿勢が悪くなる。人の頭部は体重の10分の1ほどの重さがあり、スイカやボーリングの球を身体の前で支えることを考慮すると、腰にも負担がかかりやすくなるのは容易に想像できるはず。 4. ストレスと精神的な緊張: ストレスや緊張は筋肉の緊張を引き起こし、特に腰部の筋肉が硬くなる。これが腰痛の一因となる。 5. 肥満: 体重が増えると腰にかかる負担が大きくなる。特に腹部の脂肪が増えると、腰椎(腰の背骨)への負荷が増し、腰痛を引き起こしやすくなる。
2. 腰痛対策にストレッチをやらない理由はない
なぜ、ストレッチは腰痛に有用なのか。それは痛みを感じてしまう悪循環を断ち切る方法だからである。 腰痛が起こるサイクル ① 長時間同じ姿勢を続けると、血行が悪くなり筋肉が硬くなる ② 痛みを感知するセンサーが働く ③ 痛みの信号が神経を通じて脊髄から脳へ伝わる ④ 脳が痛みを感じる ⑤ 痛みに対する反応(腰を押さえたり、動かしたくなる) ⑥ 痛みが長引く(センサーが過敏になり、より痛みを感じやすくなる) ストレッチをすると・・・ ① 定期的に筋肉が伸ばされ、血行が良くなり筋肉が一定の柔軟性を保てる ② 痛みを感知するセンサーが働かない ③ 痛みの信号がでない ④ 信号がないため、脳も痛みを感じない ⑤ 痛みを感じにくい身体になる(センサーが正常に働くようになる) 身体のトラブルには早めの対応がカギになる。わかっていてもやめられないことを続け、身体を痛めたり悩みを抱えているのだとしたら、ほんの5分から10分のストレッチをすることに時間を使おう。 以下のストレッチを痛みのない範囲で実践してみよう。セルフでできる腰痛対策を5つご紹介!