大谷翔平、左肩亜脱臼乗り越え第3戦出場へ ロバーツ監督が米記者に明かす「出場するだろう」
「ワールドシリーズ、ヤンキース―ドジャース」(28日、ニューヨーク) 前日の第2戦で二盗を試みた際に左肩を負傷し、亜脱臼と診断されたドジャースの大谷翔平選手があす28日の第3戦に出場する予定であることが分かった。米スポーツ専門局ESPNのカール・ラベック記者が27日(日本時間28日)自身のXに「ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が私に大谷翔平は『非常に良い状況にあり、第3戦に出場するだろう』と話した」と伝えた。 大谷は第2戦に「1番・指名打者」で出場し、3点リードの七回に四球で出塁した後、2死から二盗を試みて滑り込んだ際に地面についた左手を負傷した。 試合後の会見で同監督は「左肩の亜脱臼」と発表。試合後、敵地ニューヨークへ移動するチャーター機には乗らず、この日までに精密検査を受ける予定であることを明かし、「詳細は2、3日中に分かるだろう」と話していた。 ドジャースは第2戦で先発の山本が七回途中1失点の好投で2連勝し、4年ぶりのワールドチャンピオンまで2勝とした。両軍は27日の調整日をへて、あす28日にニューヨークで第3戦を迎える。