梅宮辰夫さんのがん報道受け長女アンナさんが会見(全文1)7月24日に手術
手術を受ける前の様子と結果について
記者2:手術をする前に、お父さまはどんなことをおっしゃっていましたか。 梅宮:うーん。 記者2:すごい不安だったと思うんですけど。 梅宮:そうですね、もう本当に、家族は正直もう、どうしようかなって思って、やっぱりみんな、正直やっぱパニックだし、気が気じゃなかったですね。 記者1:告知を受けたときにはお父さまはどんなふうに受け止めてらっしゃいました? 梅宮:ああ、やっぱりがくぜんとしてましたね。 記者2:その手術の結果というのはどうだったんですか。 梅宮:当日、約12時間かけて手術をして、それから家族が先生のところに結果を聞きにいったときには、もう本当に成功ですと。手術は成功したので、ご安心くださいというお言葉をいただきました。
手術中はどんなことを思っていたか
記者1:手術の間はアンナさんはどんなことを思ってらっしゃいました? 梅宮:うーん、まあね、正直、母も私も娘も、父の周りのスタッフも、みんな同じだったんですけども、やっぱり送り出すときに、もしかしたらこれでバイバイかもしれないっていう覚悟を持って、その手術の前で、行ってらっしゃいと言って、もしかしたらこれで会えないのかなとかいう不安とかは、やっぱり思っていました。 記者2:梅宮辰夫さん自身はどうだったんでしょう。(※判別できず)。 梅宮:やっぱり、うーん、やっぱりすごく、まあ初めてなんですね、この外科的手術が。なので、今から43年前に肺がんをやりましたけども、そのときは切らずに完治してるので、とにかくすごく不安の中にいて、もう、いつもの元気な状態ではもちろんなかったですよ。
目が覚めて一番最初にどんな会話をしたのか
記者1:目が覚めて一番最初にどんな会話をされましたか。 梅宮:あのですね、本当に高齢の、これってすごく体験をなさっている方、結構いらっしゃると思うんですけど、体験をしないと分からないですけども、高齢者が長時間の麻酔をかけて、手術が終わって術後、すぐしゃべれないんですね。で、せん妄といって、手術のストレスとかで、いろいろ幻覚とかそういうのを見たりするので、家族はちゃんとおしゃべりができたのは10日ぐらいですかね。 記者1:その間はやはり心配じゃなかったですか。 梅宮:もうこのまんましゃべれないのかなとか思いましたね。 記者2:じゃあ最初の言葉は。 梅宮:いや、もう、徐々に徐々に、もうとにかくよく頑張ったっていうことを、の言葉を一番最初に良かったって。うん。はい。 記者2:そのときの表情はどうでしたか。 梅宮:そうですね。でも、正直ね、笑いが出てくるのはやっぱりごく最近の話で、すごく大変な体力をやっぱり使いましたし、よく12時間近くも手術を乗り越えたなっていうのは、本当に私たちも家族も本当に、びっくりしましたね。 記者1:退院はいつだったんでしょうか。 梅宮:退院は、それが手術をして2週間で退院をしたんですね。で、やっぱりどうしても家がいいと言って、帰りたいと帰りたいと言って、結構もう、もう手術が終わって、体中にチューブが10本近く入っていたんですね。で、それが日に日に取れていって、1個ずつ取れていくとすごく笑って、今日1個取れたって言って。それがやっぱり2週間の間で全部取れまして、はい。