チェルシーで戦力外のDFサール、ついに退団か…RCランス移籍に近づく
チェルシーに所属するフランス人DFマラング・サールが、RCランスへの移籍に近づいているようだ。21日、フランスメディア『Foot Mercato』が伝えている。 現在25歳のサールは、ニース(フランス)の下部組織出身で、2020年8月にチェルシーにフリー移籍で加入。同年10月にポルトにレンタル移籍すると、2021年夏にチェルシーに復帰し、2021-22シーズンは公式戦21試合に出場した。 大型補強の影響で出場機会が限られる状況から、再び2022年8月にモナコに買い取りオプション付きのレンタル移籍を果たした。公式戦17試合に出場したが、買い取りオプションは行使されずにチェルシーへと帰還。それでも、トップチームでの居場所はなく、移籍先が決まらないまま、チェルシー所属にはなっていたものの、2023-24シーズンの公式戦で出場機会はなかった。 チェルシーとの現行契約は2025年6月30日までとなっているなか、チェルシーはサールを戦力には数えていないことから、今夏の退団が濃厚に。移籍先は不透明となっていたが、守備陣の強化を目指しているRCランスが獲得に関心を寄せているようだ。 今回の報道によると、RCランスはサールと2年契約を締結することで合意に達したという。移籍金は明らかになっていないが、22日にはメディカルチェックが予定されている模様で、契約は今後数日以内に完了する可能性があることが伝えられている。
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