クルーズ船を下りたばかり…76歳のオーストラリア女性がシュノーケリング中に死亡 ダイビングスポット「ゴリラチョップ」
13日午前、本部町のダイビングスポットでオーストラリア国籍の女性が溺れ搬送先の病院で死亡が確認されました。死亡したのは、グレイ・ヒーサーさん(76)です。 【写真を見る】クルーズ船を下りたばかり…76歳のオーストラリア女性がシュノーケリング中に死亡 ダイビングスポット「ゴリラチョップ」 名護海上保安署によりますとヒーサーさんは13日朝、本部港に入港したクルーズ船を下り、午前9時すぎ、港近くの通称「ゴリラチョップ」と呼ばれるダイビングスポットで他の観光客と数人でシュノーケリングを始めました。 その後、一緒に泳いでいた観光客がヒーサーさんが溺れているのに気付き、救助したということですが、すでに心肺停止の状態だったということです。 ヒーサーさんは午前11時すぎ、搬送先の病院で死亡が確認されました。マスク付きシュノーケルと水着のみを着用し、ライフジャケットは着用していなかったということです。当時の天候は晴れで、波もほとんどなかったということで、名護海上保安署が事故原因などを調べています。 名護海上保安署は、シュノーケルに限らずマリンレジャーをする際には、なるべく複数人でお互いに安否確認ができる、目の届く範囲で行うように」と注意を呼び掛けています。 名護海上保安署によりますとダイビングスポット「ゴリラチョップ」にはシャワーやロッカー設備などがあるものの監視員は常駐しておらず、今年2月と8月にもダイビング中の死亡事故が起きています。
琉球放送