【2025年ドラ1候補 掛け値なしの評価】東海大相模・金本貫汰 大学生投手を相手に低反発バットで特大弾を放ったパンチ力
【2025年ドラ1候補 掛け値なしの評価】 金本貫汰(東海大相模・内野手・右投げ左打ち) 【写真】日本ハム2位・藤田琉生 実業団バレー選手だった両親のDNA…母は全国屈指ママさんチームで現役キャプテン ◇ ◇ ◇ 打球音が響いたその瞬間、高校生、大学生ともに目を見開き、間を置かずに歓声が響いた。 昨年の夏、その光景を見た東海大相模の関係者が言う。 「夏の甲子園に出場する東海大相模のために、東海大が1.2年生中心のメンバーで練習試合に応じたことがある。そこで金本が大学生投手から、ドデカい一発を放ったんです。相模の方も、『甲子園本戦を見据えているので、できるだけ球の速い投手を投げさせてほしい』とリクエスト。しかも、昨年から導入された低反発バットだったので、驚きですよ」 金本は同年夏の神奈川大会決勝でも、特大弾を放っている。 関東地区を担当するスカウトが言う。 「いわゆるスラッガータイプの打者で、181センチ、83キロとガタイもいい。後は守備と走塁をどこまで伸ばせるか。50メートル6秒と足は速いし、内外野守れる守備も高校生としては及第点だが、現段階では指名しても時間はかかるというレベル。このオフは同校OBで2019年阪神ドラフト4位の遠藤成が自由契約になった(オリックスが育成で獲得)。遠藤も打撃面で期待されたが、そうした先輩の姿も見ているので大学進学を選ぶかもしれないし、今年の成長次第では、上位候補にもなり得ます」 ◇ ◇ ◇ 関連記事【ドラ1候補】……では、その他の有望株をピックアップ。野球ファンは要チェックだ。