「若ければ希望あるけど60代で間に合うの?」「成長投資枠は一括購入?」新NISA(ニーサ)質問にファイナンシャルアドバイザーの回答は「我慢」
2月13日は「NISA(にいさ)の日」。MBSの公式LINEでアンケート調査したところ、1万1107人から回答をいただき、始めている人は34%、いない人が66%という結果。『新NISAに興味はありますか』と聞きますと、興味あり66%なので、興味はあるけれど、始めていない人が多いのかもしれません。 【画像を見る】新NISAの質問と解説すべて見る「経済危機起きても大丈夫?」「年金と貯蓄で暮らせているが‥?」 すでに始めている人に聞きました。利益が出ている人は86%、出ていない人が14%。利益が出ている人の中で利益100万円以上の人が7%いました。もちろんいくら投資したか、どれぐらいの期間投資したかで、大きく変わってきます。 ファイナンシャルアドバイザーの沼田正彦さんに視聴者の疑問をぶつけていきます。新NISAを始めるには口座の開設が必要(旧NISA口座がある人は自動的に新NISA口座が開設)です。口座を開くには、身分証明書やマイナンバーカードが必要となります。 (沼田正彦氏)証券口座を開くときに、マイナンバーカードがないと開けなくなってるので、NISAに関係なくこのケースはどうしても必要になります。
NISA口座どこでつくる?銀行・証券会社・ネット証券
――口座は、どこで作ったらいいんですかという質問ですが、例えば銀行です。対面でわかりやすいけど、投資する先の選択肢が少ないという点もある。一方、証券会社は銀行に比べると金融商品は多いです。 (沼田正彦氏)そうですね、証券会社の中でも対面の金融機関か、インターネットの金融機関なのかで違いがあり、若干商品の取り扱い数も違うと思います。やはり対面の金融機関ですと、人件費かかりますし、店舗も構えていますので、賄うためにコスト高めの商品を取り揃えたりもするんですが、ネットの場合は扱う商品数が多くなります。対面で相談するか、ネットで自分でやるか、一つ判断をしなければならないと思います。
――新NISAには「つみたて投資枠=年間120万円」と「成長投資枠=年間240万円」の2種類があります。年間の投資枠は最大で360万円、トータルで1800万円になります。 (沼田正彦氏)成長投資枠は、名前は誤解しやすいんですけれど、別にこっちで積立購入することもできますので、一括で240万円買わなきゃいけないということではないです。自由にご利用いただけますし、基本はそういうふうにおすすめはしています。