「若ければ希望あるけど60代で間に合うの?」「成長投資枠は一括購入?」新NISA(ニーサ)質問にファイナンシャルアドバイザーの回答は「我慢」
「Q 損する例も教えてほしい」
――これ、気になってる方が多いようです。「Q 損する例も教えてほしい」という質問です。これに対して沼田さんは「損しがちなパターンは、我慢できずにやめてしまう人は危険」という回答です。 (沼田正彦氏)株式型の商品を買うときは、どう動くかわからない前提で投資するので、上がろうが下がろうが我慢して長く持つことが、最終的に大きな利益に繋がってるケースが多い。やっぱり短期的にやめてしまうのはちょっと危険かなと。 ――過去にはリーマンショックなどの金融危機で、ものすごく下がったんですよね? (沼田正彦氏)そうですね。平均値で言っても半分ぐらいまで高値から下がりました。ただ、同じ金額を毎月買う場合は、価格が下がってるときの方が、数量多く買えるっていうことでもあるので、そういう考え方もできるということも知っておいてください。
「Q 若ければ希望があるけど60代で間に合うの?」
――これも多い疑問です。「Q 若ければ希望があるけど60代で間に合うの?」こちら、沼田さんによると「目安は10年で考えてみて」ということです。 (沼田正彦氏)やっぱり短期の3年とか5年で利益が取れるケースはあるんですけれども、どうなるかわからないってのは先ほどからお伝えしてる通りですので、過去の実績ベースなら10年ぐらいが一つの目安にはなるのかなと思います。 ――改めてお伝えしますけれども、投資は自己責任でお願いします。NISAは元本保証されるものではないということをしっかり頭に入れてご自身で判断をしていただきたいと思います。(MBS「よんチャンTV」2024年2月12日より)