ヤマダ電機、大塚家具の子会社化で会見(全文2)明るい気持ちでやりたい
消費者にどのようなメリットがあるのか
テレビ朝日:テレビ朝日の平元です。まず山田会長に1点伺わせてください。今まで提携していた大塚家具との関係が子会社になるということで、消費者に具体的にどのようなメリットがあるのか。例えばヤマダのポイントカードを大塚家具の商品を買ったときに使えるようになる、ですとか、どんな具体的にメリットがあるでしょうか、消費者に。 山田:消費者に? テレビ朝日:はい。 山田:私どもはだからほら、「暮らしまるごと」っていうとここに書いてある、住宅からリフォームから、いろいろあるんです。そういう中で消費者にとってみれば非常に便利です。もう全てが間に合います。特に私どもの業界においてこれをやりだして、この取り組みをやりだして、この春商戦、新生活という1つのテーマにおいては非常にある意味、関心が高かったこの春の商戦があったんですけれども、そういったことを通してお客さまの還元はできます。 それとあとは、そういったことでございますので、店がどういう変化をしたかということをまず申しますと、まず女性客が非常に増えました。そして1人当たりの購入単価も増えました。そしてあと、今、宅配難民といわれるぐらい非常に困っているわけですけども、ヤマダの物流だとかサプライチェーンを使えば、お客さんにとって非常に便利だということで喜んでいただけるとか。 あと、価格戦略についても当然、私どもはポイント制をやっております。それは金融サービスから含めてやっておりますので、非常にお客さんにとって利便性が高いなというふうに思います。家電だけではなくて、そういった部分がわれわれは使えますので、喜ばれるんではないかなというふうに思ってまして、あらゆる面で可能性というのかな、これから私どもはやっていきたいなというふうに思っております。
ヤマダのポイントカードは使えるのか?
テレビ朝日:今、ちょうど会長からもポイントという話が出ましたけれども、じゃあ、お客が大塚家具で家具を買ったときにも、ヤマダのポイントカードが使えるようになったりとかはするんでしょうか。 山田:うん、それは簡単にできますね。あしたからでも、やれっていえばできますよ。そういったことは当然、今後、考えていきますよ。 テレビ朝日:分かりました。大塚社長に1点だけ伺いたいと思います。大塚社長、株主総会の場であったり、4月でしたでしょうか、久しぶりにお父さまに会われたときなど、われわれメディアの前に出ていらっしゃるときは白いスーツで出てこられることが多かったと思うんですけれども、今日は赤で衣装で出て来られている、ここに何か、意味はあるでしょうか。 大塚:中は白です。 テレビ朝日:特に何か、外を赤で決められたのに、何か、心の入れようというのはありますか。 大塚:明るい気持ちでやりたいな、ということでございます。 司会:よろしいでしょうか。では前から2番目の女性の方。