ヤマダ電機、大塚家具の子会社化で会見(全文2)明るい気持ちでやりたい
今後取り組まなければならないことは?
読売新聞:読売新聞の【オザワ 00:30:45】と申します。2点お伺いしたいんですけども、まず大塚社長へ、さまざま最近、改革をたくさん、施策を行っていると思うんですけども、今後、ヤマダ電機さんの傘下に入られたあと、今も課題になっているところ、今後、特に注力して取り組まなければいけないところ、まず教えてください。 大塚:私どもの実際、今やっているお店については、今までの課題と同じで、どうやってお客さまに来ていただいて、気に入っていただいて、ご購入いただくかというところ、ここに焦点を当てて、いいお店づくり、いい商品づくり、いい接客ということをしていきたいというふうに思っています。 新しくご一緒することによって出てくる課題という意味では、先ほどのトータル提案をどれだけできるのか、それから、それは私どもの店舗の中でのトータル提案もありますし、それからヤマダさまの中でのトータル提案にどれだけ貢献できるかということもあると思います。この新しいテーマに向けても頑張っていきたいと思います。 読売新聞:ありがとうございます。あとは、すいません、大塚社長にもう1点。家具の接客のノウハウというところで提携をされると思うんですけども、家具と家電って、だいぶ専門性が、両方とも必要な接客だと思うんですが、家具の接客をされていたエキスパートの方が家電も販売したりっていう、そういう相乗効果っていうのはできるものなのでしょうか。 大塚:そうですね。もちろん家電を専門にやってらっしゃる方になかなか追い付くのは難しいとは思いますけれども、ただ、家具と密接に関わる商材、例えば私ども、ホームシアターの提案というのをしますけれども、そこにテレビとか、あるいはオーディオというのは付きものでして、こういうところに関しては先にしっかり勉強していくと。ここの、やはりノウハウを相互に提供し合うということが、今回ご一緒にやっていくことの大きな意義だと思います。そこは相互にノウハウを提供し合えるようにしていければな、というふうに思っています。