340馬力マイルドハイブリッド搭載の「マツダ CX-70」をカナダで試乗
快適装備、全輪駆動、スムーズな変速の8速オートマチックトランスミッション、2.2トンの車重など、日本のクロスオーバーは軽量モデルとは言いがたいが、よりパワフルな340馬力のバージョンは必要ない。直列6気筒エンジンは驚異的で、プラグインハイブリッドを選ばない決断をより容易にしてくれる。プラグインハイブリッドはかなりの電気航続距離を提供するが、エンジンは小さめの2.5リッター4気筒を搭載する。
6気筒エンジンはバックグラウンドで控えめに働き、始動時以外はこれまで以上にスムーズに走り、必要なときには必要な加速力を発揮する。ステアリング、シャシー、ブレーキは、「CX-70」をミドルレンジモデル以上の存在に見せるデザインと同様に説得力がある。広いセンタートンネルから選択できる走行プログラムだけは、ほとんど忘れてしまうほど違いがない。欧州では、3列目シートを備えた「マツダCX-80」が発売される予定である。
テクニカルデータ:マツダCX-70 3.3ターボMHEVシグネチャー
エンジン:直列6気筒、ターボチャージャー、電動モジュール付き 排気量:3283cc 最高出力:340PS 最大トルク:500Nm@2000~4500rpm 最高速度:200km/h 駆動方式:全輪駆動 トランスミッション:8速オートマチック 乾燥重量:2,205kg 荷室容量:1,120リットル 牽引能力: 2,200kg
Stefan Grundhoff