各地の冷え込み“今季一番” 寒すぎて?おでん 売り上げダウン
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太平洋側を中心に11日も続く乾燥。日本海側の山沿いの地域では11日以降も雪となる見込みです。 週末から山沿いを中心に雪が降っている新潟県。20日オープン予定のスキー場では、レンタル用のシューズやボードの準備を進めていました。 石打丸山スキー場 営業企画部 勝又健課長 「去年、おととしと雪が少ないシーズンが続いたので、それと比べると今年は出だしが早いかなと」 コース内の圧雪の整備も順調に進んでいるといいます。 9日、熊本県天草市で神秘的な光景「けあらし」が見られました。空気と水の温度差で湯気のように立ち込める蒸気霧「けあらし」。日本列島の朝晩の冷え込みは11日以降も続く見通しです。 寒さが厳しくなるころに見られる冬の風物詩、小豆島の「サル団子」。餌(え)付けされた野生のサル300匹が体を寄せ合い、寒さしのいでいます。 観光客 「サルも寒そうだなあ…と。でも皆で集まってあったかそうな感じがしました」 団子の大きさは寒さのバロメーターになっていて、この日の「サル団子」は60匹ですが、寒さが厳しくなると100匹以上が集まることもあるそうです。 秋田市から盛岡市方面へ向かって県境が近付くと見えてくる創業58年を迎えたドライブイン。 店の看板は甘い味付けで具材を厚く大きく切った名物の甘口おでん。テイクアウトのおでんは店の売り上げの7、8割を占めているそうです。なのに、この店では冬になるとおでんの売り上げは落ち込むといいます。 仙岩峠の茶屋 佐藤益久社長 「ドライブインですので、お客さまの往来があって初めておでんが売れる。お客さんは冬になると残念ながら普段の半分か3分の1ぐらいまで減ってしまいますね」 おでん以外に体の芯から温まる熱々のメニューで客を呼び込みたいと力を入れているのが冬限定の肉鍋定食。
テレビ朝日