シェルトンが今季のシングルス初勝利で準々決勝へ [ASBクラシック/テニス]
シェルトンが今季のシングルス初勝利で準々決勝へ [ASBクラシック/テニス]
ATPツアー公式戦「ASBクラシック」(ATP250/ニュージーランド・オークランド/1月8~13日/賞金総額73万9945ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのベン・シェルトン(アメリカ)がファビアン・マロジャン(ハンガリー)を6-3 6-4で下して8強入りを決めた。 ~ASBクラシックで今季のシングルス初勝利をマークしたトップシードのシェルトン選手~ 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、シェルトンはこの試合が初戦だった。シェルトンは前週のブリスベンで初戦敗退を喫しており、シングルスでの今季初勝利をマークした。 キャリアで初めてツアー大会のトップシードとしてコートに立ったシェルトンはオープニングゲームでサービスダウンを喫したが、直ぐに体勢を立て直してブレークバックに成功するとその後は主導権を握って1時間11分で試合を終わらせた。 「間違いなく厳しい試合だった。昨年は彼(マロジャン)とチャレンジャー大会で激しい試合をしたし、彼の得意のサーフェスでカルロス・アルカラス(スペイン)に勝っている。だから彼と戦えたのは素晴らしいことだ。彼はいい選手だから、ツアーでも将来が期待できるんじゃないかな。勝ち抜くことができてうれしいよ」とシェルトンは試合後のオンコートインタビューで語った。 「今日は凄く素敵な経験ができた。昨年に(初めて)プレーしたときは雨が多くて、僕は外のコートで試合ができず観客の前でプレーできなかったんだ。だから今日は本当に素晴らしい雰囲気だったし、観に来てくれた皆さんに感謝したい」 シェルトンは次のラウンドで、第7シードのセバスチャン・オフナー(オーストリア)を7-5 6-3で破って勝ち上がったロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)と対戦する。 そのほかの試合では第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス)、第6シードのアルトゥール・フィス(フランス)、ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)、日本のダニエル太郎(エイブル)、予選勝者のアレクサンドル・ミュレー(フランス)とアレハンドロ・タビロ(チリ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。 アルトマイヤーが第4シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に7-6(9) 7-5で競り勝ち、ダニエルは第8シードのマックス・パーセル(オーストラリア)を6-2 6-4で倒してそれぞれシードダウンを演じた。 準々決勝ではノリーがタビロと、フィスがアルトマイヤーと、ダニエルはミュレーと顔を合わせる。
テニスマガジン編集部