東京タワーからの、〈ステーキハウス 桂〉で鉄板焼なんて、大人のデートにぴったり!?
東京タワーの一番近くに位置するラグジュアリーホテルといえば〈ザ・プリンス パークタワー東京〉。都心とは思えないほどの静寂と豊かな緑に囲まれ、和洋中と様々な美食体験ができる。〈ステーキハウス 桂〉は、選りすぐりの黒毛和牛やいけすから取り出した魚介類を、匠の技でダイナミックに仕上げてくれるので、非日常感がたっぷり。
2021年から料理長を務める澁谷 真さんは、プリンスホテル一筋という料理人。リゾートホテルで料理長の経験があり、鉄板焼15年以上のベテランだ。10種類以上のこだわりの塩を使い分け、神戸ビーフの定番コースなどのほかに、その季節で最も旬な素材を味わえるコースを用意している。そんな澁谷さんがおすすめするのが、今だけ味わえる“タラバ蟹とフォアグラ、春野菜を愉しむ和牛鉄板焼きコース”(2万2000円)。黒毛和牛はもちろんのこと、フォアグラやタラバ蟹といった高級食材までも堪能できるから、満足できること間違いなし!
初は、和食のエッセンスを取り入れた“前菜盛り合わせ”。季節の野菜を使用したムースの上に海の幸とキャビアをのせた旬味が凝縮された冷菜と、和牛のローストビーフで山菜を巻いてウニを飾った贅沢な一品。どちらとも彩り豊かで素晴らしい美菜。
“フォアグラの鉄板焼き ポン酢と紅葉おろし”は、フォアグラの表面はカリッと焼いて軽快な食感にし、中の脂はジューシーでふくよかな味わいに仕上げた。あん肝を食べるスタイルをイメージして、ポン酢と紅葉おろしを合わせたという和洋折衷の料理だ。 “タラバ蟹の鉄板焼き”は潮の香りと滋味がたっぷりのタラバ蟹を、麗しい色合いのミキュイ(半生)に仕上げた。鉄板で焼かれているので香りが豊かに漂い、タラバ蟹のフレッシュな佳味に力強さが加わっている。
箸休めに提供されるのが、定番となっている“春野菜と彩り野菜のサラダ”。季節の野菜がたっぷりと使われていて、ワサビ醤油もしくは生姜を利かせたクリームのドレッシングをチョイスできるのが嬉しい。