残り2秒の逆転劇と不戦勝!MIRAI&桜井麻衣、天麗皇希&後藤智香が初代タッグ王座決定T準決勝進出!
この日は、もう1つの1回戦としてMIRAI&桜井vsマイラ&ゼイダの試合が実施。 両国国技館大会では誤爆からの敗北を喫して喧嘩に発展していたマイラ&ゼイダは仲直りしてきたようだが、どこか噛み合わずにギクシャク。対するミライサクは固い友情で結ばれており、タッグワークは完璧。ミライサクがタッグの完成度の差を見せつけながら終盤まで圧倒していく。 しかし、マイラ&ゼイダも日本で一旗揚げるべく単身海を渡ってきたハングリー精神の塊。ボロボロにされながらも決して最後まで諦めることなく粘りに粘って勝負はラスト1分までもつれ込む。 身軽さを活かして立ち回ったマイラ&ゼイダがダブルのトラースキックを見舞い、MIRAI&桜井を場外に放り出すことに成功。マイラがプランチャで飛んでいくも、ダメージが深いゼイダはロープに引っかかってトペ・スイシーダを失敗してしまう。 これが致命的な隙となり、桜井のレッグラリアート+MIRAIのラリアットのサンドイッチ攻撃がマイラに炸裂。桜井のレッグラリアートからMIRAIがラリアットで追撃。最後は桜井がシャイニング・バスターを決めてマイラから勝利。残り時間2秒でギリギリの勝利を収めた。 試合後、MIRAIは「両国の負けを全部吹っ切れてるわけじゃない。引きずってないわけじゃない。けど、前を向いて、しかも桜井麻衣が隣ならなんでも出来る気がするので。絶対に2人でタッグの初代チャンピオンになります!」と並々ならぬ決意を語った。 一方、不戦勝を拾った皇希&後藤は、代替カードとして高橋奈七永&瀬戸レアとタッグマッチで対戦。奈七永を相手にした際には2人がかりでも圧倒されたものの、最後は皇希がレアをアメジスト・バタフライで沈めた。
大会エンディングでは、皇希&後藤がともに青野未来の持つ“純白のベルト”UN王座へ挑戦表明。 tWin toWerがタッグトーナメントを制覇し、2人の内のいずれかが純白のベルトも巻いてマリーゴールドの新時代を拓くことになるのか。それともどちらも得ることが出来ず失速していくのか。“第二章”が始まったといえるマリーゴールドの今後の展開に注目していきたい。