「東海道五十三次」完成400周年―そこで知りたい東海道の歴史と「五十三次」にまつわるエピソード
そぞろ歩きに疲れたら、「品川交流館 本宿お休み処」へ。無料休憩所があり、品川宿の見どころを紹介する観光パンフレットも置かれている。 路地を海の方向に下ると品川浦の船溜まりが見えた。かつて品川浦はのりの主要産地だった。高層ビルをバックに屋形船や釣り船が舳先(へさき)を並べ、今と昔が交差する独特な風情を味わえる。
【参考文献】
国土交通省関東地方整備局 横浜国道事務所ホームページ「東海道への誘い」
【Profile】
天野 久樹(ニッポンドットコム) ライター(ルポルタージュ、スポーツ、紀行など)、翻訳家。ニッポンドットコム編集部エディター。1961年秋田市生まれ。早稲田大学政治経済学部、イタリア国立ペルージャ外国人大学イタリア語・イタリア文化プロモーション学科卒業。毎日新聞で約20年間、スポーツ記者(大相撲・アマ野球・モータースポーツ担当)などを務める。著書に『浜松オートバイ物語』(郷土出版社/1993年)、訳書に『アイルトン・セナ 確信犯』(三栄書房/2015年)。