この対戦で鍵を握るのはWD名古屋のサーブだ。現在、サーブ効果率はリーグトップを誇る。前節でも相手のレシーブを崩し、試合を優位に進めた。一方、STINGS愛知はサーブレシーブ成功率がリーグ最下位と課題があり、小川智大を中心に守備陣が、どれだけWD名古屋のサーブに対応できるかがポイントになる。

一方、攻撃陣のキーマンはWD名古屋のアブデルアジズ。ここまで559得点をマークし、チーム総得点の1466点のうち、実に38％を占める絶対エースをSTINGS愛知がどう止めるか。一方、STINGS愛知は総得点でリーグ3位につける宮浦健人、そしてデファルコとルカレッリがポイントとなりそうだ。

連勝と連敗、対象的な形で2025年を迎えた両チーム、WD名古屋が勢いを保って連勝を伸ばすのか。一方、ジェイテクトSTINGS愛知は、昨年から続く連敗を止ることができるのか。首位の大阪Ｂを追撃するためにも負けられない2連戦となる。

【SVリーグ 男子順位表】（第11節終了時点） 1位　大阪Ｂ　17勝3敗 2位　WD名古屋　16勝6敗 3位　STINGS愛知　16勝6敗 4位　サントリー　14勝6敗 5位　東京GB　14勝8敗 6位　広島TH　10勝12敗 7位　日鉄堺BZ　7勝13敗 8位　東レ静岡　5勝15敗 9位　VC長野　4勝16敗 10位 ヴォレアス　1勝19敗※6位までがチャンピオンシップ進出