41%は「ヒートショック予備軍」⇨TOP3の県は?「冷え」に悩む人が多い県も【調査結果】
交通事故死者数の2倍
政府広報オンラインによると、入浴中に意識を失い、そのまま浴槽内で溺れて死亡するという「不慮の事故」が増えている。 厚生労働省人口動態統計(2021年)によると、高齢者の浴槽内での不慮の溺死および溺水の死亡者数は4750人で、交通事故死亡者数2150人のおよそ2倍に上った。 毎年11月から4月にかけて多発しており、次のことに注意を呼びかけている。 ①入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく ②湯温は41度以下、お湯につかる時間は10分までを目安にする ③浴槽から急に立ち上がらない ④食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける ⑤お風呂に入る前に、同居する家族にひと声かける ⑥家族は入浴中の高齢者の動向に注意する また、もし浴槽で溺れている人を見つけたら、①浴槽の栓を抜き、大声で助けを呼ぶ②入浴者を浴槽から出す。出せない時は、浴槽のふたに上半身を乗せるなどして沈まないようにする③直ちに救急車を呼ぶーーことが重要だ。 浴槽から出せた場合は両肩を叩きながら声をかけ、反応がない場合は呼吸を確認する。呼吸がなければ胸骨圧迫を開始し、救急車の到着まで続け、人工呼吸が可能なら、胸骨圧迫30回、人工呼吸2回を繰り返す。