貯蓄3000万円超の世帯は「60歳代・70歳代」で何割?定年後に必要な資金の中央値は3000万円に
元証券会社出身が教える「効率良くお金を貯める方法」
積立投資を行い60歳で3000万円を目指すケースについて、解説をしました。 効率良くお金を貯めるには、「積立投資」「一括運用」などの資産運用を活用するとお金に働いてもらうことができ、リターンを得ることができます。 しかし、資産運用はリスクが伴うため元本割れをする可能性があります。 人によっては「資産運用は怖くてできない」「お金を減らしたくない」と考える人もいるでしょう。 そんな人は「個人年金保険」を活用してみるのもひとつです。個人年金保険とは公的年金に加え、老後資金を補うための私的年金制度です。 基本的に早期解約をせず、契約時に定めた満期まで持つことで元本割れはしない仕組みになっていますが、資産運用と比べるとリターン額が少ない傾向にあります。 その他にも一般的な方法ですが、金利の良い銀行等で定期預金をしたり、支出を抑えるために節約をしたりする方法もあります。 人によって選択する方法は異なります。メリット・デメリットを把握して、早めに老後資金の準備をしましょう。 本記事では、貯蓄に焦点を当てて解説をしていきました。少しでも悩み事解決のきっかけになれば幸いです。
参考資料
・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」 ・金融庁「つみたてシミュレーター」 ・パーソルキャリア株式会社「Job総研『2024年 定年に関する意識調査』を実施 セカンドライフに経済不安8割 “一生はたらく”覚悟と悲鳴」
長井 祐人