クラブ史上初のCLに臨んだボローニャ、初戦はスコアレスドロー…シャフタールは前半で2名が負傷交代
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節が18日に行われ、ボローニャ(イタリア)とシャフタール・ドネツク(ウクライナ)が対戦した。 昨シーズンはクラブ史上初のCL出場権を獲得するなど、飛躍の1年を過ごしたボローニャ。しかし、ヴィンチェンツォ・イタリアーノ新監督の下で迎えた今季は、ここまでのリーグ戦で3分1敗と苦しいスタートを切っている。対するは、昨季にウクライナ・プレミアリーグ3連覇を達成したシャフタール・ドネツク。両者がボローニャの本拠地『スタディオ・レナート・ダッラーラ』で激突した。 試合は、開始早々にシャフタール・ドネツクが決定機を作り出す。2分に裏へと抜け出したエギナウドがボックス内で転倒。シュテファン・ポッシュに倒されPKを獲得する。しかし、ヘオルヒー・スダコフのキックをボローニャGKウカシュ・スコルプスキがストップ。シャフタール・ドネツクが立ち上がりのチャンスを逃した。 以降はこう着状態が続くが、シャフタール・ドネツクはダニロ・シカンとエフィム・コノプリャーの2名が前半で負傷交代。45+7分には、ボローニャのサンティアゴ・カストロにチャンスが訪れたものの決めきれず。スコアレスのまま勝負はハーフタイムに突入する。 すると、52分にボローニャが敵陣深くでスローインを獲得。ボールを受けたサム・ブーケマが右サイドからアーリークロスを送ると、競り勝ったニコラ・モロがヘディングでジョヴァンニ・ファッビアンに繋ぐ。GKと1対1になるが、思い切り良く振り抜いたボレーシュートはGKドミトロ・リズニクがセーブした。 その後も、互いに得点を狙い続けたものの、最後までゴールは生まれず試合は終了。0-0で1ポイントずつを分け合った。第2節は10月1日から2日にかけて行われ、ボローニャは2日にアウェイでリヴァプール(イングランド)と対戦。シャフタール・ドネツクは2日にホームでアタランタ(イタリア)と対戦する。 【スコア】 ボローニャ 0-0 シャフタール・ドネツク 【得点者】
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