ソニー、バッテリEV最新モデル「アフィーラ1」をCES2025で公開 先行予約の受付も開始、価格は8万9900ドルから
ソニーは1月6日(現地時間)、CES2025のプレスカンファレンスにて、ソニー・ホンダモビリティで手掛けているバッテリEV「AFEELA(アフィーラ)」の最新モデルとなる「AFEELA 1」を公開するとともに、プレスカンファレンス後に専用Webサイトで予約受付を開始すると発表した。2グレード設定で価格は「Origin」が8万9900ドル、「Signature」が10万2900ドル。 【画像】さまざまなアプリを搭載していて、これからも増やしていくと水野氏は説明 ただし今回の先行予約はカルフォルニア州在住のみの限定で、順次エリアを拡大していくとのこと。また予約の手付け金は200ドルとなっている(返金対応可能)。 プレスカンファレンスで登壇したソニー・ホンダモビリティ代表取締役会長 兼 CEO 水野泰秀氏は、「人とモビリティの関係を再定義するというビジョンを体現した初の製品である」とアフィーラについて紹介。また、目的地を設定すればシームレスな移動をサポートしてくれる“アフィーラ インテリジェンス ドライブ”を搭載しているほか、40個のセンサーを備え素早い演算能力により周囲の環境を正確に認識できると説明した。 そのほかにも、ドライバーがアフィーラ1とコミニケションを取るための“アフィーラパーソナル エージェント”も搭載しており、積極的に対話することで、ユーザーニーズに基づいた有益な情報を提供するだけでなく、UI(User Interface:ユーザーインターフェイス)にもこだわり、使いやすく美しいデザインを開発。さらにさまざまなパートナーであるアプリも多数搭載し、移動時間を快適にするとしている。 また、1月7日(現地時間)に実施するソニー・ホンダモビリティのプレスカンファレンスにて、アフィーラ 1のサービスに関する詳細を説明すると締めくくった。 ソニーのプレスカンファレンスでは、このほかに、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)との協業や、映像クリエイターのための新技術、モビリティの撮影新技術「PXO AKIRA」、空間エンターテインメント技術「XYN(ジン)」「XYNヘッドセット」、アニプレックスやCrunchyrollと手掛ける「鬼滅の刃」の劇場版最新作、ゲームを映画化するプロジェクトなどの説明が行なわれた。
Car Watch,編集部:塩谷公邦